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誕生日テスト勉強キレる
誕生日のテスト勉強は辛すぎワロタだよな
誕生日、それはどんな国、どんな人、世界中の人が平等に与えられる幸せな日…という訳でも無い
「こちとら誕生日よ!なんでテスト勉強なんかやんなきゃいけないのよ!」
「雪奈。静かにして」
「ちぇ〜、」
私は水野 雪奈。花のJK、見てわかる通り今は絶賛テスト勉強中。
そんで口うるさいこの女は朝日奈 桃寧。親同士が仲がいいせいで昔からの付き合いの所謂幼馴染。
長いサラサラな黒髪、キュッとつり上がった目と深く綺麗な二重瞼に美しい鼻筋。正直磨かずとも光る程の美人。だけど勿体無いのはその顔を隠す黒縁メガネと眉間に寄っている皺。
それさえ除けば女子高生と言うよりかは女学生って言う雰囲気の綺麗な女。
そんで私はただの何処にでもいるギャル。
高校の校則が緩いからピアスも開けて髪も巻いてるし茶髪に染めたしメイクもネイルもしてる、
だけどこの女はなーんにもして無いのにこの美人様、イラつくのもしゃーないでしょ?
「叔母さんに言われたのですからきちんと勉強しましょ」
「勉強〜?ぜぇったい無理〜」
「ご安心を、貴方にあったプリントを数枚用意したのでそれからやっていきましょう」
「桃寧…」
こいつ意外と良い奴じゃん、そう思ったのも束の間、
桃寧が言って鞄から大量のプリントを取り出して私の目の前に置いた
「ぅげ、何その量……」
「今日は誕生日でしょう?誕生日プレゼントよ」
「はぁ!?この量やれっての!?頭おかしいんじゃない!?」
「ご安心を、全て中学で習う範囲なので貴方でも解けるはず。」
「うぐぅ……」
やっぱ前言撤回こいつほんっっとに最低!!!