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文スト 太i宰 と 中i也 。
BL
R指定 △
地雷さん さよなら
前回の続き 。
「 太i宰 」 『 中i也 』
↓↓↓
『 『雨夜、赤に溶けるー続ー 』
中也の体温は、雨の冷たさの中でもはっきりと分かった。
濡れた衣服越しに伝わる鼓動が、まるで私の手のひらを責めるように早まっている。
『 ……太宰、離せって。 』
「嫌だよ。ようやく、こうして触れられたんだ。」
その声は、私自身が思うよりも掠れていた。
中也の肩に額を預ける。指先が震える。
長い間、あいつに向けた想いを冗談に塗り潰してきたけれど__今だけは、嘘がつけなかった。
「 ずっと……君を見てた。敵になっても、何度だって、こうして呼びたかった。 」
『 馬鹿言うな。今さら何を…… 』
言葉の途中で、中也の息が詰まる。
私が顔を上げると、彼の唇がほんの数センチのところにあった。
その距離が、たまらなく遠く感じる。
『 ……黙ってろよ。 』
中也がそう囁いたとき、彼の指が私の胸元を掴んだ。
拒絶の仕草のはずなのに、引き寄せる力は微妙に優しかった。
雨が二人の間を細い線にして流れ落ちる。
肌の境界を越えて、熱が混ざる。
「 中也…… 」
『 ……ほんと、お前はめんどくせぇ奴だ。 』
その一言に、胸の奥の何かが音を立てて崩れた。
気づけば、彼の唇が私のものに触れていた。
冷たく、震えて、そして優しかった。
それは激情ではなく、確かめるようなキス。
お互いが、ずっと抱えてきた痛みをなぞるような温度。
私の片想いは、ようやく形を得た。
儚くて、脆くて、それでもこの夜のすべてを満たすほどに。
「 ……中也。 」
『 なんだよ 』
「 生きてる限り、君を手放せそうにない。 」
中也はため息をついて、私の胸に顔を埋めた。
『 ……言うな、莫迦 』
その声が震えていた。
夜明け前の雨は、いつの間にか静まっていた。
〜 〜 〜 〜
ここまで !
いや、ほんと書くの難しい…💦。
国語苦手、作文とか捨ててた人間だから、そこん所大目に見てね
口調も可笑しいかもほんと!!許して!!