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今日、僕は家の近くにある森に遊びに行った。


昔からよくそこで遊んでたし、迷うこともなかった。


お母さんには「夕方には帰ってきなさい」って言われたけど、僕はそのルールが嫌だった。


まだ遊んでたいのに、なんで帰らないといけないのかわからなかった。


だから今日は満足するまで森で遊ぶことにした。




辺りを見渡すと、もう真っ暗だった。冬だからか暗くなるのは早かった。


「そろそろ帰ろうかな」


寒くなってきたし、僕はもう帰ることにした。明日も来ようと思いながら、僕は鞄の中から懐中電灯を取り出し、灯りを付ける。


家に帰ったらきっとお母さんに怒られるだろう。と思いながら歩き始める。


歩き始めた時、何かにつま先が引っかかってしまい、転んでしまう。懐中電灯をつけてたのに、考え事に夢中で下を見ていなかった…


僕は足元を見る。そこにはボロボロの人形があった。名札?みたいなものが着いており、そこには『エン』と書いてある。ジッと見ていると、人形には縫い目もあり、所々ない部分だってある。


僕はその人形を鞄の中に入れる。だって、捨て人形だから、もういらないものだろうし、僕が貰おうと思った。


僕はそのまま歩き出す。辺りはさらに真っ暗になっていて、道があまり分からない…


僕は焦って、がむしゃらに走ってみるが、道に余計に分からなくなってしまった…


そのとき、知らない家の前に着いた。小さくて古そうな家だった。人が住んでる気配もなく、僕は家の中に入ることにした。




中はボロボロなところが所々あった。僕は探索気分で歩き回る。


そのとき、どこかから歌声が聞こえて、僕はそれにつられてその声がする部屋の前に行く。ボロボロのドアに小さな穴があって、中を除く。


そこには、僕と同い歳くらいの女の子がいた。その子は部屋に閉じ込められている。


僕は助けようと思い、ドアを思いっきり押す、すると、そのままドアは壊れてしまい、外れて倒れてしまった。


女の子はその音にビクッとしていた。


僕は女の子の手を強く掴んで、走って外に出る。女の子は何か言ってるけど、僕には聞こえなかった。





そのまま運良く街の方に着いた。僕は女の子の手を握ったまま話しかけたけど、その子は怯えている様子で答えてくれなかった。


助けてあげたのに、お礼もないんだ。

僕は少しイラッとした、助けてあげたのに、お礼の1つもないなんて…


そのとき、パトロール中だったお巡りさんが通り過ぎた…女の子は僕の手を振りほどいて走ってお巡りさんの所へ行ってしまった。


きっと閉じ込められてたことの話をしに行ったんだろう。僕は達成感に包まれたまま家に帰った。


もちろん、お母さんからはたくさんおこられたけど、助けた話をすると、少しは許してくれた。


やっぱり人助けはするものだなと思い、僕は寝る準備を済ませてベットに横になる。


その日は安心して寝ることが出来た。




次の日、何故かお巡りさんが家に来た、お母さんは玄関でお巡りさんとお話している。


僕は特に気にもとめず、部屋で遊んでた。


だけど、その後、お母さんに呼ばれてリビングに行く。


お母さんには「なんであんな事したの?」と言われ、僕は助けたことかなと思って、「あの子が閉じ込められてたから。」と答えた。


お母さんは少しの沈黙のあと、軽く頷いて立ち上がり、玄関に戻った。


僕は褒められると思ったのに、褒めて貰えなかったことに少し不機嫌になった。


僕はなにも間違ったことは言ってないししてないはずなのに

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テーマ:傲慢(ごうまん)

※自分で想像して書いたものなので、傲慢とは少し違う?と思う部分もあるかもしれませんが、それを咎めないでくれるとありがたいです。それに、小説は久しぶりなので下手な部分もあるかもですが、それも咎めないで、アドバイスをくれるとありがたいです。m(_ _)m

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