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【オールライダー計画 創世・神の力】
第六話【パーフェクトピースラブ】
18「なんかすげぇ音するぞ!!」
🦀「もう自転車ばかおせぇ!」
ヒュゥゥンッ…!!
🦐「ぁっ!!!」
(自転車でオナキン達のいる駐車場付近へと向かっていたカニキン、エビキン、18キン、クレームキンは、自分たちの上を何かが通り過ぎるのを見た。)
OX「ぐっぅぅううう!!!!」
ドヒュゥンッ!!
🦀「今のって……」
🦐「わからない…オナキンでもなさそうだった…」
(カニキン達は、その上空を通り過ぎ、すぐさま戦場へ戻っていったのがオックスキンだと知る由もなかった。)
クレーム「早くいかねぇとやばそうだ!!」
(目的地はもう近い。先ほどから、何かがぶつかり合うような爆発音や打音が響いている。この時、まだオックスキンとオールライダーキンが戦っている頃だった。)
18「さっきから一体何が…!!」
「それでは、ぶった斬りまーすwww」
🦀「____!!!!」
ザンッ!!!
🦀「ぐっぁああ!!!!お前っ!!!」
🦐「グロキン…ッ!!!」
グロ「久しぶりだなぁ……カニキンンッ!!!!」
リョナ「俺もいるぜぇ…」
18「リョナキンッ!!!!」
クレーム「どうなってんだよおぉい!」
(ARキンは、鎖国キンやヘイトキン、反社キン、隣ヤンだけではなく、グロキンとリョナキンすら蘇らせていた。だが、何かが違う。グロキンやリョナキンには、反社キンなどのような洗脳の特徴が見受けられない。彼らは、生前のような狂気に満ちた目をしていた。)
(そして、鎖国キンを取り戻す戦いも佳境だった。)
差別「貴様ら……」
石X「会話をする気はない…いったん負けろ…!」
美兎「月閃!!!」
石X「石Xボム!」
ロケット「リフトオフ!!!」
キレ「大目玉!!!」
ヘイト「ヘイト火縄銃!!!」
差別「…!!!!」
ドドドォンッ!!!!!
(5人の攻撃が差別キンへと飛ぶ。)
差別「アシミレイション・ポリシー……!!」
ジャラ!
(攻撃を耐え抜いた差別キンが、手から鎖を出す。その鎖は一直線にロケットキンへと向かう。)
ロケット「今更喰らってやるか!」
ダッ…!ギュゥンッ!!ジャラリッ!!!
ロケット「なにっ…!?」
(ロケットキンに鎖が巻かれた。)
ロケット「鎖国攘夷か…っ!!でも…ここからでもやれる…!!ロケットォオ!!パァンチッ!!」
…………
ロケット「…?!ロケット…!!パンチ!!!」
(再び技を出そうとするが、何も出ない。)
差別「この鎖は鎖国攘夷ではない……その技は…喰らったものに俺の攻撃パターンを強制させる……もっとも…能力は使えないがな…つまり貴様はエネルギーを行使することも、俺を上回る徒手空拳を使うこともできない…あくまでも俺のパターン」
ロケット「なに…!?」
ロケット「っ……くっそぉぉおおお!!!!」
ダッダッダッ!!!
(ロケットキンは差別キンへと向かい、殴りかかる。)
差別「右のジャブ……」
ズォッ!!
ロケット「きっ…!!」
(ロケットキンの攻撃は、差別キンの攻撃と同じものになる。自分の攻撃パターンを熟知している差別キンにとって、それを躱すのは造作もないことだった。そして、その攻撃パターンは能力発動時の差別キンのもの。自分と同じパターンだと理解していながら、同じパターンを打つはずがない。)
ズドッ!!!
ロケット「ぐぶっ…!!!!」
石X「まずい…!!ロケットキン!」
ロケット「らぁあああ!!!」
ガシッ!!
ロケット「っ!!(体が思うように動かない…!!殴ろうとするとこいつの殴り方になる!!クソ…慣れねぇ!!)」
美兎「たぁ!!!」
スタッ……
美兎「__!!」
(美兎キンが、先程まで足を踏み入れられなかった場所に着地できた。それが意味すること、それは鎖国攘夷の解除だ。アシミレイション・ポリシーを発動したことにより、鎖の効果が切り替わったのだろう。しかし、もし効果が切り替わっているとするならば、鎖を巻かれていたヘイトキン、そして美兎キンは……)
キレ「だぁぁっ!!!!」
ドガッ!!
差別「ふん…」
キレ「テメェッ!!!自分の弟に申し訳ないとは思わねぇのか!?」
差別「裏切った者に興味はない…元同志と言ってやるだけまだぬるい……」
キレ「このやろ…!!」
ドガッ!!!ググググ……!!
差別「……その程度か……」
キレ「この世から……消え失せろよ!」
ドガガガガッ!!ドガッ!ドゴォンッ!!
差別「ぐっ…!!ぐはっ!!!なに!?」
(突然、キレキンの攻撃速度と威力が爆増した。)
差別「なんだ…能力…!?」
キレ「うるっ……せぇ!!!!」
バギィッ!!!!
差別「がっ!!!」
(キレキンの能力は怒りがトリガーとなり発動する。彼の怒りが一定を超えた瞬間、彼の脳内で想像する動きが現実に再現される。そして怒りが増すほど、その再現性とパワーは上がる。
だが、怒りに狂っている時に発動するため、パワーがそのまま反映される一方、動きは単調かつ、まさに怒りに身を任せるような動きとなる。)
ガガガガガガガガッ!!
キレ「はぁ…はぁ…!!ぉおおおおおおお!!!!!」
差別「ぐっ…がはぁ…!」
石X「石Xボム!!」
ドォン!!!
差別「うぐっ!!!」
ロケット「(今なら…当たる!!)」
ドガッ!!
差別「ぐはっ!!」
キレ「しぶてぇんだよ!!!」
差別「動きは単調……故に読める!モトルフ・カクテル!!!!」
パリィン!!ゴォオオ!!
(再び火炎瓶を投げ、戦場に火の壁を作った。)
キレ「まだまだぁ!!!」
差別「ふんっ!!!」
ドガッ!!!
キレ「うぐっ!!!!」
(キレキンは、攻撃を見切った差別キンの一撃で火の中に吹き飛んだ。そして、至近距離にいたロケットキンも火に囲まれた。まともに手出しができるのは、石Xキン、美兎キン、ヘイトキンの3人だけだった。)
美兎「覚悟!!!」
タッタッタッタッ!!!!
(美兎キンが刀を持って突っ込む…しかし)
差別「俺に………刀を使った戦い方はない」
ピタッ…
美兎「………っ…動……かない……!!?」
(そう、差別キンがアシミレイション・ポリシーを発動した時、すでに巻かれていた鎖は鎖国攘夷からアシミレイション・ポリシーへと変わっていた。
つまり、美兎キンとヘイトキンのどちらも、差別キンの戦い方しかできない。
そして、差別キンの戦い方は、あくまでも肉体と能力だ。
刀を使う戦い方は存在しない。故に、美兎キンは刀を持った状態で身体を動かすことができない。)
差別「さっきは随分と切ってくれたな…死ね…!!」
(差別キンが、美兎キンを完全に仕留めるため接近する。)
美兎「くっ…!!(刀を捨てても間に合わない…!!まず差別キンの戦闘スタイルで差別キンに対抗できるの?…いや…無理だ)」
石X「美兎キン!!!」
ロケット「やめろぉ!!!鎖国キン___!!!」
石X「石Xインパクト!!!!!」
ドゥンッ!!!!!
差別「ぐっ……!!!!?貴様…!!!」
(石Xインパクトを食らった差別キンが、ヘイトキンの方へとよろける。)
ヘイト「兄さん…もう終わりにしよう………石Xキン……ありがとう!!(兄弟である俺なら……使えるはず!)」
ヘイト「ふぅううう………!」
(ヘイトキンが意識を集中させる。)
ヘイト「___!!鎖国ソード!!!!」
ザシュ…!!
差別「ぐぅうううう……!!!!」
(その時、自分の能力と肉体の動作を封じられたヘイトキンが、エネルギーを出力し刃とした。それは差別キンの肩を貫いていた。)
ロケット「…!!技を…!!なんで!」
ヘイト「当たり前だ……これは…兄さんの技なんだから…!!」
差別「そ”う”か”………鎖国ソード……確かに俺の技…そして俺の戦闘術だ……!!!」
ヘイト「…もう良いだろ…?兄さん…」
鎖国「………」
(鎖国キンの目に光が宿る。)
鎖国「ヘイト…キン………」
ヘイト「おかえり…兄さん」
鎖国「……あぁ…ただいま」
(ヘイトキンが兄に笑みを向ける。)
ヘイト「…ところで……この火と、鎖…消せる?」
鎖国「あ…あぁわりぃ…」
フッ…
(鎖国キンが火とアシミレイション・ポリシーを完全に解除する。)
ロケット「やぁっとおわったか…ってあっつ!!!!」
鎖国「ぐふっ…能力は解いても、そこに火は存在していたんだから熱いのは当たり前だろ」
石X「ははっ…早速軽口かぁてめぇ」
美兎「疲れました…」
ドサッ
(美兎キンがその場にへたり込む。完全に疲労困憊し、全身打撲も負っている。)
キレ「まぁ…何はともあれ…だな」
鎖国「ふっ…………」
(ひとしきり会話をした後、鎖国キンはへたり込んだままヘイトキンの方へと向き直り、ゆっくりと口を開く。)
鎖国「なぁ……俺たちのやり方って……はっきり言って良いことなかったよな」
ヘイト「……?」
鎖国「日本を変える……そんな漠然とした目的のために大勢人を殺した……ASDの時はそれに戻るって言ったけど……開国したとき……そんなもの何も意味がないと思い始めたんだ」
鎖国「だからよ……もう誰も殺さない平和なやり方で日本を変えようぜ…!」
ヘイト「兄さん……確かに俺も……そこに嫌気が刺していた…………」
鎖国「だから……俺は鎖国キンという名を捨てる……平和に生きる……ピースキンとして…」
ヘイト「………そうか…兄さんがピースキンなら…俺は!」
ラブ「ラブキンだっ!!!!」
ピース「ラブ…&」
ラブ「ピース!!」
石X「どういう状況だよこれ…?」
ピース「俺たちは!」
ラブ「ラブ&」
ピース「ピースキンだ!」
カァアッ……
(その時、2人から暖かい光が放たれた。)
コメント
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おおっ、第6話読んだよ!鎖国キンが「ピースキン」になって、ヘイトキンが「ラブキン」に…「ラブ&ピースキン」って!😭 めっちゃグッときたわ。あの兄弟の決着の仕方、めちゃくちゃ好み。戦闘も熱かったけど、最後のあの光にはちょっとジーンときた。グロキンさん、良い話すぎるっす🔥