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コメント
15件
そういや、今思えば、1xって面倒見よくね?【シランケド】おでは、そう思ってる(?)
えちょ、待って次が気になり過ぎる…
控えめに言って神
誕生日が過ぎてしまった…
未成年の特権がなくなってしまった…!
イヤァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
Twotime視点からです
先日の報告書を眺める。
不幸にも、D市…正確にはDreamGameに送り出した部下は3割ほど行方不明となり、そのうち2人は廃墟の地下室で見ず知らずの人間と共に一つの塊となって発見された
また新しい人間を送るか悩むが、一旦見送ることにした。
理由は単純。部下が殺された原因が明白であり、なおかつ対処が難しいこと。
とはいえ、そのままにしておくこともできない。
神の力を得るには多くの犠牲が必要だ。
あの人を生き返らせる為に、彼にもその力を持ってもらわないと…
その為にも生贄を用意する必要がある。
どこぞの兎に邪魔される暇はないのだ
せめて、足止めでもいい。なにか交渉して、服従させるような方法があれば…
特にあの兎は生贄にぴったりだ。彼と同じで、不思議な力を感じる
頭を抱えていると、ノック音が響いた。
B「入るぞ」
T「なんだ、 Buildermanか。何のようだ?」
B「追加情報とその資料だ。」
T「追加情報?」
B「お前が最近狙ってる兎の情報だ。…最近、ペットを飼い始めたらしい」
T「ペット?くだらないな…。そんな情報なら適当な所に入れておけ」
B「……。まぁ、お前がそう言うんならいいんだが……。ペットなんて、弱みを握る上で便利だと思わないか? 」
T「あぁそうだな。だが、最近飼い始めたんだろ?ならそんな愛着も沸いてないだろう。そんなものを命かけて攫っても、また新しいものを飼われてたら骨折り損だ。」
B「ひとまず様子見…と。」
T「あぁ。」
B「…ならわかった。新しい情報が入ったらまた連絡する」
T「ありがとう」
去っていくBuildermanの背を見送りながら、なんとなく渡された資料を見た。
ペットを飼うだなんて、マフィアのbossらしくない気がする。
どうせ飼うにしたって、権力を見せるための猛獣かそこら辺で、愛玩動物を飼うような真似はしないだろう。
すぐにファイルにしまい込み、棚の奥に入れる。
…その行為を、数カ月後に酷く後悔することになった。
視点変更
Chance視点
しばらく点滴を打たれる事になった。
医者の指示で、食事はスープがメインとなった。
空腹が辛かったが、同じことになってしまえば今度は死んでしまうかもしれないらしい。
流石に嫌だし、元々拒否できる力もないので、受け入れるしかなかった。
今朝からMafiosoはずっと、側にいた。
いや、昨日もそうだった。
仕事が沢山あるだろうに、わざわざ作業のしにくい椅子の上で行っている。正直理由が分からない
身体で払わせるんだろう。なのにMafioso自身が自分で管理しようとしてるみたいだ。
まるで、犬猫のように。
面倒なことは部下にやらせればいいのに、それをしないのはなぜだろうか。
聞こうとおもった。…けどできなかった。
今朝の、目覚めた時のMafiosoの姿を思い出す。
鉄の匂いが充満し、赤色が滲んだ黄金の肌。
皆まではいわなかった。けど想像はついた。
きっと自分のように、追われる人間の…何かだったんだろう
それが、ただの借金か、八百長試合のように複雑な事情が絡まったものなのか。…何も分からないけど
嫌われたら、きっと……
どんな殺され方をしてしまうんだろう。
恐ろしかった
死を自覚する事は、ホームレス生活でもよくあったけど、でも何回経験したって慣れない。
だってまだ死にたくないから。
どれだけ苦しかったって生にしがみつきたくなるもんなんだ
だから、何も……声を出せなかった。
m「気分はどうだ?……そうだ、飲み物とかいるか?」
c「……大、丈夫…。」
m「…そうか。」
c「……………また、迷惑かけて…ごめんなさい」
m「迷惑…?………今回は、俺のせいだ。何も気にしなくて良い」
c「……。」
m「……」
恐る恐る、Mafiosoの方を見れば、顔を抑えて下を向いていた。彼の兎のような耳が落ち込むように垂れ下がり、顔も少し赤くなっていた。
何を思っていたのかはわからないが、怒ってる訳では無いようだ。
垂れ下がる耳はふわふわと毛が立って、毛並みの良さそうに艶があった。
物理的に距離は近く、手を伸ばせば届きそうな距離……
気まずさを誤魔化したかったのか、この状況に不安定になりそうな情緒を落ち着かせたかったのか、それとも、ただ単純に……彼に触れたかったからか…
そのふわふわな耳を掴んでしまった
m「んッ…!?」
勢いが強かったのか、少しだけ彼は傾き、目があった
顔の距離は近く、驚いて逃げようとした。
だが、点滴を繋がれた状態では、ただ倒れ込む事しかできず、尚も片手は耳を掴んでおり、慣性によって、押し倒される状態になった
c「……」
m「……、ど…うしたんだ?」
c「ぁ…、あ……」
やらかしてしまった。
恐怖で目をつむり、殴られないことを祈った
だが、どれだけ待っても、何も起こらなかった
恐る恐る目を開ける。Mafiosoの顔は未だ目の前にあり、再び目があってしまう。
そこでようやく気付いた。彼の耳を掴んだままだったと。
慌てて手を離し、逃げようとしたが、今度は肩を掴まれ、深くベットに沈み、また押し倒されてしまった。
そして、さらに身体は密着し、Mafiosoがベットへ這い上がった
熱い息が顔にかかる。なんとなく、察した。
声に出すことはなく、そのまま受け入れようと目を伏せた。
そうして、口が触れ合いそうになる瞬間、部屋にノック音が響いた
即座にMafiosoは立ち上がり、何もなかったように椅子の上に戻り、軽く散らかった書類を整えた
直後、部下の一人が部屋に入ってきた
ca「失礼します。」
m「caporegimeか…何かあったのか?」
ca「午後からお客様が参りますので、その連絡に。………ところで、先程何をしていたのでしょうか?」
m「………客というのは、一体誰だ?」
ca「…………1×様です」
m「1×…?何故?」
ca「……試合に関して話があるそうです。」
m「…面倒だな。わかった、いつ頃来る?」
ca「今日の夜の7時頃に。」
m「…わかった。予定を開けておいてくれ」
ca「かしこまりました。それでは、失礼しました。」
ゆっくりと扉がしまり、部屋に静寂が戻った。
さっきの空気に戻る事もなく、気まずさは更に増してしまった。
…さっきのMafiosoの表情を思い出す。
黄金の肌は、赤く染まり、ギラギラと光る目が影から現れる。
…嫌っているわけではない、
こんな自分を哀れに思っているだけではない、
……何か特別な感情を抱いている。
その正体が何か、自分の中で形づいてはいるが、言葉に表せることもなく、彼に聞くこともできなかった。
無言の時間は長く、
距離は更に近ずき、 数時間が経過した。
pm 7:15
視点変更
Mafioso視点
m「…、…。」
約束の時間となったが、中々彼は現れる様子を見せない。
軽く仕草にも苛立ちが見え始めた頃、ようやく扉は開かれた。
1×「…遅くなったな。」
m「…そっちから時間を指定したのに、遅れるのか?いったいどんな理由があった?」
1×「……他の奴らを落ち着かせるのに時間がかかった…」
m「……落ち着かせる?……」
1×「…最近試合に出てないだろう?それでc001kiddやらSlasherやらNoliやら…まぁ、色々騒いでるやつがいるんだよ。……一体何があった?」
m「最近?…たかが1日2日くらいだろ?」
1×「…4日だ。お前が試合に来なくなってから4日も経った」
m「4日……たかが……いや。」
4日。試合に来なかった日、Chanceを拾ったあの日から、もうそんな日が経ったのかと、驚くような、あっけなく感じるような。
それでも、死にかけから少しはマシになってる。
何か、思うものがあった。
そんな風に考え事をしていると、1×はマスインフェクションで部下ごと攻撃をし、側にいたConsigliereは倒れた
1×「無視するな。もう一度いう。bosstimeと何かあったのか?それとも別に理由が?」
m「……無視はしてない。考え事をしていただけだ。……bosstime?」
1×「bossのTwotimeでbosstime」
m「あぁ。…………。彼との抗争は未だ停戦状態だ。心配する必要はない」
1×「なら…なぜだ?」
m「………」
言うのは躊躇った。
そりゃあそうだ。いくらゲーム外でもKillerがSurvivorを気にかけている状態だ。
…ゲームの中では殺し合う存在のくせして、現実では死なないよう必死になってる。
何を言われるか、不安ではある。
1×「仮にここで言わなくとも、いずれSpectre辺りがまた聞きに来るだろう。…俺相手なら、ある程度はごまかせる。」
m「………はぁ。わかった。……他の奴らには言うなよ?」
1×「……なんだ?」
m「Survivorを療養している」
1×「療養?マフィアであるお前が?」
m「……あぁ。」
1×「誰を療養している?まさかShedletskyじゃないだろうな…!?」
m「そんな訳がない。…療養しているのは、Chanceだ。」
1×「Chance?……あいつはお前と最も敵対している相手だろう。お前が一番忌み嫌う……気でも狂ったのか?」
m「狂ってるのかもな。……わからない。…けど、死にかけていたんだ。……ほおっておけなかった」
1×「………そいつの療養に、どれくらい時間がかかる」
m「…医者の判断にもよるが…一ヶ月くらいは必要だ」
1×「…それはお前がつきっきりでいる必要があることなのか?部下に任せればいいじゃないか」
m「私が試合に出たら、どのみち部下も試合に出す事になる。誰が見守れる?」
1×「他の部下に任せればいいじゃねぇのか?」
m「…Chanceを嫌っているのは、私の”家族”だ。…直属である4人以外は、いくら命令したとて、………なにがあるか」
1×「だったら入院させればいい話だろ!?」
m「誰かの目についたらどうするんだ?…ただでさえ…他の目につかないようにしてるのに…」
1×「……はっきり言おう。お前はそのSurvivorに夢中になって、状況に甘えているだけだ。…いくら対処法があったとて、言い訳ばかりじゃないか」
m「………」
1×「…お前の心境に何があったかなんて知らないが、側にいる必要があるだなんて、ただの自己満だ。…それで試合を放棄するなんて、尚更だ」
m「…」
1×「……。」
m「…そうかもな。…だが、どうしようもなく、不安なんだ…」
1×「お前はそいつの親か?兄弟か?家族か?親友か?……どれでもないだろ?………所詮は杞憂だ。」
m「……。」
1×「今すぐ出ろとは言わない。お前の事情も、少しは汲もう。…だが、せめて1週間以内には試合に戻ってこい。Spectreが来ると面倒だ。」
m「…善処はしよう。」
1×「……はぁ。」
m「どうした?」
1×「いや……。わかった。……そんなにキツイっていうなら、条件がある。」
m「条件?」
1×「…俺らも、できる支援はしてやる。面倒を見る奴が欲しいなら、こっちの試合のないときに見てやる。……それなら、すぐにでも出れるんじゃないか?」
m「……それで、お前らは大丈夫なのか?」
1×「お前が試合に出ないより何倍もいい」
m「…わかった。」
1×「…。まぁ…用事はそれくらいだ。」
m「そうか。……そうだ、一つ聞いてもいいか?」
1×「なんだ?」
m 「……Chanceは、何ヶ月も行方不明だった。
試合で見かけなくても、誰も問題にしなかった。
……だが、なぜ俺はたった4日いなかっただけで、声がかかった?」
1× 「……試合に存在するのは、SurvivorとKillerだけだ。
そこにいるのは、この現実の人間とは限らない。
あらゆる世界…この世界とは別の現実から来た存在もいる。
現実でChanceが死にかけていようと、
ゲームには“別の世界のChance”が存在する。
だから、現実のChanceが欠けても支障はない。
bosstimeも同じだ。
何ヶ月も試合に出ていなくても、
モニタリングやテトのような“別のTwotime”が代わりにいる。」
1× 「……だが、お前は違う。
c001kiddの中でも、お前は…特別だ。
唯一の存在で、代わりとなる世界線が存在しない。
だから、お前には常にゲームにいてもらう必要がある。…… それだけの話だ。」
m「…なるほどな。」
1×「とはいえ、Spectreにさえ見捨てられていなければ、死ぬ前に救済くらいすることもあるだろう。……知らねぇけど。」
m「…知らないのか」
1×「当たり前だろ。Azulみたいに助かった例もあれば、…パ…hackLoadのいる世界線のブライトアイズみたいに死んでる例もある。あいつの考えてる事はよく分からない…本当に。」
そう言うと1×は席を立ち、扉へ向かう。
扉に手をかけた所で、少し立ち止まり、
振り返った
1×「Chanceの様子。少しだけ見てもいいか?」
m「…なぜ?」
1×「どんな状況か分からないと、こっちも手伝いようがないし、事態の深刻さが分からないだろう?…別に殺すわけじゃない。様子を見るだけだ」
m「…まぁ、それくらいなら。わかった」
まだ夜の7時。
それが会話で過ぎたとて、寝るには早い時間だった。
それでも点滴が食事の今、空腹を少しでも紛らわしかったのだろう。彼はベットで静かな寝息を立てていた。
1×「随分と痩せこけているな。こいつを拾ったのは、試合に出なくなってからか?」
m「ああ。路地裏で倒れていた。」
1×「……。だいぶ怪我も酷い、皮膚も荒れてるし、汚い。…それで、点滴生活か。よく生かそうと思ったな」
m「見殺しにできなかっただけだ。」
1×「お前にも意外と人の心あったんだな。」
m「…多分。…他のやつなら、気にも留めなかっただろう。」
1×「…そうか。」
少しまたChanceを観察し、そのまま1×は部屋を出た。
m「帰りの車をだそうか?」
1×「…頼む。」
1時間後
視点変更
1×1×1×1視点
見送る奴を背に車を降り、F区…もといForsakenの世界へ進んだ。
雪が降りやまない森の中を進み、Killer拠点が見える頃、凄まじい速度で何かが飛んできた
その勢いに体制を保てず、後ろに倒れてしまう。
ゆっくりと見上げれば、こんな寒々しいのに対した服も着ていない赤い子供が視界いっぱいに映る
奥の方ではPr3typriincessとミクが駆け寄ってくるのが見える
c0「おかえり!遅いよ!」
P「ちょっとc001kidd!なにして……1×!?」
ミク「おかえり…Mafiosoには会えたの?」
1×「……あぁ。…数日くらいで復帰できるらしい」
c0「え!黄色のおじさん戻ってくるの!?数日っていつ?明日?明後日?」
1×「…それは分からないが……お前がいい子にしていたらすぐに戻ってくるかもな?」
c0「え…、……うんわかった。いい子にする!」
1×「…じゃあとりあえず退いてくれないか?重い」
c0「わ!そうだった!ごめんね!」
即座にずっしりとした重さがなくなり、軽くなった身体を起こす。
次の試合のために武器の手入れでもしようかと拠点へ向かおうとした。
子供達がかけっこで向かって行くのに対し、ミクだけはその場に留まった
ミク「…何かあったの?」
1×「……あったにはあった。だが言えるようなものじゃない」
ミク「…そう、わかった。………数日には復帰できるってのは嘘? 」
1×「あれは本当だ。心配は必要ない。」
ミク「……ならいいけど」
1×「何がそんなに不安なんだ?」
ミク「…t。……いや、何でもない…」
1×「…そうか。」
その時の彼女の表情は、いつものKillerの不快な笑みではなく、16歳という幼さ故の不安さを感じた
だが、それが向けられたのは、想定していたよりも…もっと大きなものだった。