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shk side
Na「じゃあまたな!」
kn「また明日〜」
あっという間に時間が過ぎ、もう既に日付を跨ぎそうになっていた。
白い息を吐きながらゆっくり歩いていると、突然後ろから肩を叩かれた。
「うおあッ!?」
sm「あ、すまんw」
sm「一緒に帰ろうぜ」
「あぁ…いいよ」
スマイルはマフラーに顔を埋め、上着のポケットに手を入れていた。
あからさまに寒そうな姿も、とても愛らしい。
sm「それ…着けてくれてるのか」
…そう、俺は意を決して、さっき貰ったマフラーをさっそく使っている。
「おう!これすげえ暖かいな!」
心なしか、いつもつけているマフラーよりも暖かく感じる。
sm「だろ?俺が選んだんだからな」
スマイルは控えめに、誇らしげな顔をした。
いつもより柔らかいその笑顔は、俺の胸をさらに高鳴らせる。
sm「…あのさ」
スマイルがいきなり立ち止まったので、俺も足を止めて振り返る。
「ん?」
sm「実は、シャークんにあげようとしてたものがあるんだが…」
sm「もらってくれるか?」
微かに頬を赤らめたスマイルは、目を逸らしながらそう言った。
「…?ああ、もちろん」
sm「じゃあ手出して…目、閉じて?」
俺はスマイルの前に手を差し出し、ゆっくりと目を閉じた。
俺の大好きなスミレの香りが、だんだん強くなっていく。
「ス、スマ…」
sm「目、開けていいよ」
目を開けると、スマイルが俺のすぐ目の前に立っていた。
そして俺の手には、手のひらに収まるほどの小さな箱がひとつ。
「これ…なんだ…?」
俺はおそるおそる箱を開けた。
「指輪…!」
小さな宝石がはめ込まれた、銀色の指輪。
俺はしばらくその美しい輝きを眺めた後、スマイルに視線を移した。
「…ッあ」
凛々しい瞳に見つめられ、思わず小さな声を漏らす。
sm「シャークん」
「う、うん…?」
sm「俺、シャークんのことが好き」
sm「俺と…付き合ってくれませんか」
「あぇ…ッ」
待って…
俺今…スマイルに告白されてない??
やばい…顔熱すぎて爆発しそう。
スマイルは変わらず、俺の目をじっと見つめている。
「ぁ…ッ」
「俺で…よければ…」
必死に絞り出した、小さな返事。
スマイルは驚いたように目を見開いた後、安堵したような笑顔を見せた。
sm「…嬉しい」
スマイルの笑顔につられてか、俺も自然と笑みがこぼれる。
「ふへ…」
スマイルに抱きしめられ、幸せが溢れていくように感じる。
「この指輪…本当に貰ってもいいのか…?」
sm「ああ…シャークんのために買ったから」
スマイルはそう言って、俺の手に指輪をはめた。
sm「愛してる」
「…俺も」
今日は、一年に一度の聖なる日。
そんな日には、
一番の恋人に、精一杯の愛をこめて。
閲覧ありがとうございました!
ギリ間に合ったけど…
これが1日クオリティか…