テラーノベル
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200♡もありがとうございます!!
本当に嬉しい限りです
結構頑張ったので喜んでくれると嬉しいです!
それでは本編どうぞ
翌朝。
教室に入って、自分の席に鞄を置く。
いつもと変わらない朝。
友達と話して、授業を受けて、休み時間になればくだらない話をして。
何も変わってないはずなのに。
「……あ」
ふと、教室の後ろの方に目がいった。
国見。
眠そうな顔で机に伏せている。
昨日、一緒に帰った。
ただそれだけ。
なのに。
「……なんで思い出してんだろ」
小さく呟いて、慌てて前を向く。
別に、変なことなんて何もなかった。
駅まで一緒に歩いて。
少し話して。
途中で国見くんが眠そうに欠伸して。
それだけ。
なのに、昨日のことを思い出すたびに、胸の奥が少しだけくすぐったくなる。
「おーい」
友達に肩を叩かれて、我に返った。
「なに?」
「さっきからぼーっとしてない?」
「え、そう?」
「うん。なんかニヤニヤしてた」
「してない!」
思わず声が大きくなって、周りから何人かが振り返る。
その中に、国見もいた。
目が合う。
「あ……」
国見は数秒こっちを見たあと、ふっと目を細めた。
「……なに」
「え?」
「いや、こっち見てたから」
「見てないよ」
「そ」
そう言って、また机に突っ伏す。
……なんだろう。
たったそれだけの会話なのに。
心臓が、少しだけ速くなった。
放課後。
帰り支度をしていると、教室の入り口に見覚えのある姿があった。
「……国見?」
「ん」
「どうしたの?」
「帰る?」
その一言に、思わず瞬きをする。
昨日と同じ。
『一緒に帰る?』
それだけなのに。
「……うん」
鞄を持って、彼の隣に並ぶ。
昨日よりも、ほんの少しだけ近い距離。
歩幅を合わせるように歩いていると、国見がぽつりと言った。
「昨日より静かじゃない?」
「そう?」
「うん」
「……国見は?」
「俺はいつもこんな感じ」
「たしかに」
くすっと笑うと、国見も少しだけ笑った。
その横顔を見て。
また、胸がきゅっとなる。
――あれ。
私、なんでこんなに嬉しいんだろう。
一緒に帰れることが。
話せることが。
国見が、私のことを見てくれることが。
「……」
隣を歩く彼を、ちらっと見る。
昨日までは、ただの「クラスメイト」だった。
話しやすくて、ちょっと眠そうで、マイペースな男の子。
それだけだったはずなのに。
今は。
もう少し知りたい。
もう少し話したい。
もう少し、この人の近くにいたい。
そんなことを思ってしまう。
「……なんか顔赤くない?」
「えっ」
突然言われて、慌てて顔を隠す。
「赤くない!」
「ふーん」
国見はそれ以上追及しなかった。
ただ、少しだけ楽しそうに笑っている。
その笑顔を見て、また胸が跳ねる。
――もしかして。
私。
「……好き、なのかな」
小さすぎる声は、隣には届かなかった。
でも。
一度口にしてしまったその言葉は、もう頭から離れてくれなかった。
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LUNA
96
#ハイキュー
もちもちうさぎ@限界生命
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コメント
2件
あの面白すぎました!!面白すぎて気づいたら600♡にしてました笑
読了しました…!この距離感、すごく好きです。まだ「好き」ってはっきり形になってないけど、視線が追いかけちゃう感じとか、胸がきゅっとなる感覚、すごく繊細に書かれていて、読んでるこっちまでドキドキしました。国見くんの「顔赤くない?」って気づくところも優しくて良いな…!次の50♡楽しみにしてます🌙