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「じゃ、じゃあ…お願いします」
「うん。あっ、せっかくだし脱がしっこする?」
「え!?~…うん」
「じゃあ立ってぇ」日高くんの前に来る。
「はい!」
「なんで敬語?(笑)」
「あっ、なんでだろ…つい」
日高くんのシャツを脱がし、ベルトを外してズボンを下ろす。
パンツは…ひとまずそのままにして靴下も脱がした。
「はい次、あたしの番」
「は…、うん」
おずおずと手を伸ばしてくる。同じようにシャツ、ズボン、靴下と脱がされる。
残っているのはキャミソールと上下の下着。
「じゃ、そのまま続けて脱がして?」
日高くんの喉がごくりと動く。
「あはは、緊張しないでよぉ。エッチしてる仲でしょ?」
「それは、そうなんだけど…」
するするとキャミソールが上げられていく。
そういえばあたし、初めて人前で全裸になるんだ。エッチは何人ともしたけど…でもあまり恥ずかしくないものなのね。
ブラとショーツも外された。
「じゃあ日高くんも」
あたしはしゃがみこんで日高くんのパンツを下ろす。片足ずつ上げて協力してくれた。
目の前のそれはもう準備万端だった。
「お昼休憩以来だねぇ」
「香川さん?僕を通さず直接そいつと話さないでよ?(笑)」
冗談を言う余裕が出てきた?
「ごめんごめん。じゃあ日高くん本体、一緒にお風呂に入りましょっ」
「本体って(笑)うん」
ざっとシャワーで流して広い浴槽に向かい合って入る。
「あ~気持ちいい」
「そうだね。二人で入っても広いし。すごいね」
「あたしぃ初めて人とお風呂に入るんだぁ」
「え?そうなんだ。僕も」
「ふふっ。あ、人前で裸になるのも初めてなんだよ?」
「僕も…え?香川さんも?」
「意外?」
「あっ、うん。何人ともエッチしてるって言ってたから…」
「それはそうなんだけどぉ…ほぼ全部あの休憩室だから。裸にはなれないよねぇ?(笑)」
「確かに…でもどうして僕と?」
ん…それは…誰でもよかった、はさすがに…ね
「ん~…同じ学校のぉ、同級生でぇ、今までも秘密にしてくれてたし、日高くんならいいかなぁって」うん。嘘は言ってない。
「そっか。初めてを…僕と」
「うん。ふと思ったんだけど、恋人とか夫婦が夜にベッドで裸になってするのが普通だとしたら、あたしはその普通を知らないんだ…って。で、してみたくなったの」
そう。これも興味。
「そ、それにしても大きいお風呂だね。あっ、なんかボタンをもある」
日高くんは後ろを向いてしまった。
「押してみて?」
ボコボコっ!
「あっ、ジャグジー?いいね」
照明が消えて素敵なライティング!
「こっちはライトだよ」
いい雰囲気。楽しいな。
「ね、そっち行ってもいい?」
「え?」
返事を待たず日高くんに背を向けて近寄る。
脚の間に入って背を預ける。
「きれいだねぇ」
なんだか落ち着く。
裸なのに変なの。日高くんの顔は見えなくなったけど、きっと更に赤くなってるかな。
いいな。非日常感がとてもいい。
「これは…時々入りたくならない?」
「う、うん、い、いいね」
あら、日高くんは緊張し過ぎて楽しめてないのかな ?
「そんなに緊張しないでよぉ。もっとお風呂を楽しみましょ?」
「そう言われても…」
「そうだ。あたしの体も触っていいからね」
「え!?」
「いいでしょ?今更(笑)」
コメント
1件
「お願いします」からの流れ、すごく自然でドキドキしました。お互い初めての裸を見せ合うのに、香川さんがリードしてるのに日高くんの緊張が伝わってきて微笑ましい。ジャグジーで背中を預けるシーン、非日常感を「いいな」って言える香川さんの心情が共感できたし、逆に日高くんがどれだけ照れてるか想像するとにやけちゃいました(笑)。続きが気になります!