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#6








😊「?どういうこと…?」


紫恩は、僕の行動が不思議で仕方なかったらしい。

凄く困った顔をして、僕を見つめている。


📕「…!あ!きんさん!」


🎤「おはよ、ぶるっく 」


紫恩ときんさんは、軽く挨拶を済ませて何か話していた。


🎤「__」


😊「…?__」



…相変わらず紫恩はお話上手。

勉強も出来て、お話も上手なんて、完璧じゃん?



…僕が、紫恩だったら良かったのに。

最近、夜な夜な考えるようになった。


…本人には絶対言えないけど。



昨日の夜、解散したのは0時だったけど、結局寝たのは2時半くらいだった。


心の奥がずぅ~っとモヤモヤしてて。


🎤「___!!」


😊「…お、おい、瑠季!助けてくれ」


😊「大変なんだ」


📕「…笑 分かった」


📕「…!きんさん!」


🎤「ん?何~? 」


📕「もう少しでnakamuとシャークんときりやん来るって!」


🎤「まじ?ていうか、ぶるっく今日”は”早いね」


🎤「…紫恩くんのおかげ?」


📕「ま!そんな感じ~」


📕「…👍」


僕はしれ~っと、紫恩にグッドサインを送っておいた。



🐼「あ、おはよう!今日は紫恩くんも一緒?」


📕「そうだよ~」


🐼「よっしゃ!断られなかった。」


…そういえば、紫恩と一緒に行きたいって言ったのもnakamuだったなぁ…


🦈「…眠…」


👓「うっわ、シャークんいつにも増して隈やっば。」


🎤「!ぶるっくも隈が出来てる!?」


📕「昨日遅かったもん~」


🐼「Broooockに隈があるの新鮮。」


👓「確かに。」



🐼「…あ、紫恩君__」


😊「ぇっ?はい。」






_この陽キャ集団と数分いて分かったこと。



それは…




『この人達、コミュ力高けぇ』



と、いうこと。




😊「俺はとにかく問題を解いて__」



 俺的に、自分から話しかけ、話題を作る事は、非常に難しいと感じている。

 …まぁ、それを難なくこなすのは、流石、としか言いようがないが。





…そんな中、特にヤバイと思ったのは…




📕「佐々木くんおはよぉ~」



📕「佐藤さんおはようございま~す!」



📕「…あ!ポチ~!おはよ~」



…此奴。瑠季だ。


噂では聞いていたが、ここまでとは…


🐼「あ、そういえばさ__」


😊「…」


なのに、この人達はまさに”いつも通り”という雰囲気が漂っている。



…感覚バグってんのか



「あ!ぶるーくおはよぉ~ 」


📕「おはよ~!」


…社会に出て、コミュ力が大事なのはよく分かってる。


…でも、今から勉強したところで此奴には勝てる気がしない。


_俺は、隣に居ても邪魔なだけじゃないか


幾ら愛想を良くしても、色んな人に気を遣いながら生活しても、どうせ比べられるのだろう。


😊「…」


…俺は、瑠季の兄弟に相応しく無い。


「___笑」


「____」



🎤「__~笑」


😊「ぅ゛…

…ごめん、先行く」


📕「え?…うん、分かった」







😊「…」


「それで…どうしたの?」


「顔真っ赤よ?」


無意識のうちに、俺は、保健室の扉を開けていた。

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