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モブ
「ねぇ知ってます?あそこの教会,懺悔がメインらしいですよ?」
モブB
「えぇ?なんだか嫌ねぇ。」
モブ
「あそこで懺悔した者は神様に許され,どんな罪を犯しても,天国に行ける…みたいな噂があるんですよぉ。」
モブB
「怖いわぁ。近づかないようにしましょう。」
───
「ッは…。やっと着いた…。」
私が警察から逃げている途中に,噂を聞いたからやってきた。
…こんなことしたって意味無い…そんな事は,分かりきってる。けど…これがもし,本当なら…?今はこれを信じるしか無かった。
「…行こう。」
そう決め,私が教会の扉を開けた瞬間,意識が飛んだ。
───
???
「は…..お…..き..」
???
「早く…お………き」
???
「早く起きて‼️」
「…う~ん…?」
誰かの大きな声で目が覚めた。私は目を擦ると,私を起こした人の顔を見る。
「貴方は…?」
???
「私…?私はね~……ミナ・リミ」
自慢げそうな顔をし,”ミナ・リミ”と,名乗る人物は私を見てくる。
「ミナ・リミ…?」
何処かで聞いた事あるような名前が出て,少し驚き,目が覚める。
「どこかで聞いたことあるような…。」
ミナ・リミ
「ん?嗚呼,そりゃそうだよ‼️だって,有名な犯罪者だもん‼️」
「はん…ざいしゃ…?」
寝起きの私はよく分からずに理解しようと言われた事を繰り返す。
…え?犯罪者。
「え!?いや!?なんで私の目の前に犯罪者が!?」
ミナ・リミ
「あれ?なんで驚いてるの?」
当たり前の事だと思っているのか,疑問気に頭を傾げ私に聞いてくる。
「え!?いやそりゃ…犯罪者って…普通は会わないでしょ!?」
”当たり前”の答えを返すと,幼い見た目の彼女は私の手を握り,静かな声で私に”ここの事”について話す。
ミナ・リミ
「ここはね,教会の中なの。だから,懺悔をしに犯罪者が多いの。…ねぇ。貴方もここに居るってことは…貴方も…そうなんでしょ?」
目を瞑りながら,真剣そうな声で問いかけてくる。
「私…も……?」
意識を失っていたからか,少し自分の事が分からなくなっていた。そして,頭を抱えながら,過去の自分を思い出した。
「そうだ…私…。懺悔しに…来たんだ。」
ミナ・リミ
「本当に!?それじゃぁ仲間ね‼️一緒にがんばりましょう‼️」
私の手を強く握り,嬉しそうな顔をし,私に笑顔で話す。
「ぇ…?嗚呼…?うん。よろしく…?」
何故だか”仲間”と言う言葉に少し引っかかりながらも,返事をする。
───
✟ライフ✟
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✡精神|100
| 満タン‼️良かったね♡ |