甘酸っぱい恋愛ラブストーリーなはずなのに
本人様に関係なし
地雷さんばっく
学パロです
ピピピ
ピピピ
いつもと同じ6時ぴったりになるアラームで目が覚める
いつもと同じそんな日常
でも今日はいつもと違った
ふと携帯をみると
「ぷりっつ先輩のアカウントであってますか??」
というDMが来ていた
とうとう俺にもモテ期か!?と期待したのもつかの間
相手は
「男」
だった
自分の恋愛対象は男ではなく女の子であるからすぐに断ろうと思ったがそれだとあまりにも可哀想なので相手にDMを返そうと思った
「そうだけどどうした?」
適当にDMを返したがパッと目に入った時計には6時半を示す時計が写った
このままで学校に間に合わないと焦りつつもDMの事が頭から離れない
もしかして俺は気になってしまっているのか
見ず知らずの後輩のことを??
流石にそんなことは無いはずだ
と自分に言い聞かせながら家を出る
いつもの電車に乗り3駅すぎて乗り換えをしていつもの友達と合流をする
「よっすー」
「おはよー」
軽く挨拶を交わし学校の駅に着くまで2人とも携帯をいじる
10駅ほど電車に揺られた後学校につきもう一人の友達と合流する
「おはよー」
と俺らと反対側から登校している友達に挨拶をする
時間をみると何故か遅刻寸前
「待ってお前らあと3分」
「えええええ」
「やばいやばい」
「なんでいってくれなかったのー!」
などと話しながらもダッシュで教室に向かう
その時に後ろから視線を感じたのは気のせいだろうか
キーンコーンカーンコーン
ガラガラと音を立てながら3人で教室に入る
「はいアウトなお前ら3人」
「あっと。ぷりっつ。まぜ太。」
「せんせー今日くらい見逃してくださいよ」
と言ってみるが
「ダメだと何度も言っているだろう。」
とまた遅刻にされた
「ほんとにお前ら進級できなくなるぞ?」
「わかりましたー気をつけます」
とりあえず表面上はいっておこうとアイコンタクトをして席に座る
つまらない授業を4時間も受けてやっと昼ごはんだというのに声をかけられた
「おーいぷり?後輩くんが呼んでるぞー」
とまぜ太に言われ心当たりしかない俺はまぜ太がいるドアに向かった
「あ、えッえっと」
ともじもじ下を向きながら話し始める後輩
普段は人に興味を持つなんてことは無いけどすごく気になってしまった
「なんで下むいとるん?」
「顔見せてや」
というとキラキラした笑顔でこちらを見てきた
その顔に俺は釘付けになってしまった
俗に言う一目惚れというやつだ
「お前可愛いな」
とボソッといったつもりだが相手の顔はみるみる赤くなっていく
おそらく聞こえてしまったのだろう
「そッそんなことッないです」
とまた下を向いてしまった
「じゃあ名前だけ教えてや」
こくんと頷いた彼は
「あっきぃっていいます」
と微笑んだ
「あっきぃか!じゃああっきぃって呼んでもええか?」
と聞くと
「はい!もちろんです!」
と返してくれた
このまま話しているとキャパオーバーしそうだから
「俺お昼食べたいからまたDMするな」
というとあっきぃは少し寂しそうな顔をしながら
「また後でですね」
といいながら一緒に来ていた友達と去っていってしまった
「お前!あのこと超いいかんじやん!!!」
とまぜ太に冷やかされる
「あんな可愛いと思ってなかった」
と応えると
「初めてあんなぷりが照れてるのみたな〜」
とあっとまで冷やかしてくる
「そういうお前らはどうなんだよ!!」
と二人に聞くと
「隣にいたさピンク髪の子あの子気になった」
「隣にいた水色髪のちっちゃい子」
と2人とも恋をしている時の顔をしていた
「俺ら一気に初恋か」
と3人で笑いながらお昼ご飯を食べる
だってこの恋が実るだなんて誰も思っていないんだから
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