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高校生パロー!!!前回言ってたデータ消えちまった話ですよ
前書いたやつとはそりゃ全部同じことになることはないけど頑張るよ
せってー
syuさん:小さい頃に難病と診断された高校生
kzさん:普通の高校生
蝉がうるさく鳴く季節
空はどこまでも青く入道雲が強く主張している
放課後。
自転車に跨り病院へと進む
「kz君、学校お疲れ様」
病院に着くと俺のことを覚えてくれている受付の人と挨拶を交わす。
でも今日はなんだか暗い雰囲気だ。
まるで葬式の時のように。
「kz君、突然なんだけどsyu君は病状が悪化して今植物状態なの。」
「明日亡くなっても可笑しくない状態。」
突然言われた事に動揺を隠すことができなくなる
思わず涙が溢れてくる
「まだ亡くなってしまった訳では無いけれど最後かもしれない。いっておいで」
kz「っ…はい。」
受付の人も涙が溢れそうになっていた。
病室に行く間涙で視界がぼやけてよく見えない
ガラッ
扉を開けるとそこには、 瞼を閉じてぐたっとベットに寝ているsyuが目に入った。
昨日まではあんなに元気だったのに。
あんなに楽しそうにしてたのに。
涙が流れ落ちる。
このまま本当に亡くなってしまったら一生会えない
このまま本当に亡くなってしまったら__
kz「、syu…」
syuの手を握るとほんの少しの温もりを感じた。
この手が冷たくなってしまったら__
kz「ぅ、あッ」泣
次の日。
病院から電話がかかった。『syuは亡くなった』と。
神様は俺の事なんか興味ないみたいだ。
涙が止まらなかった。
看護師さんがsyuから預かっていたという手紙には『今までありがとう!大好き!』とだけ書いていた。
自分が死んでしまうと確信していたのだろうか。
手紙には涙のあとであろう水が染みたあとがある。
クラスの友達からは『土日だし遊びに行かない?』と、朝連絡があった。
もちろん断った。
心はもうボロボロだ。
3時間ほどずっと部屋に引きこもって何も出来ない
だけど何故か外に導かれているような気がした
落ち着ける訳がないけれどsyuと何回も行った公園へ行こうかな
春になったらいつも満開に咲く桜をこの公園に見に行ったな__
syuとの思い出がどんどん頭に巡る
空は昨日と同じ青空と大きな入道雲だ
にゃーん
前、公園でsyuが綺麗だと言っていた白いダリアの花の近くにに子猫がいた。
生まれて数日くらいだろうか。
親猫もいない。
__その子猫にどこかsyuの面影を感じた
kz「こっちおいで」
猫「にゃ」
俺が呼ぶと子猫はすぐ近くに寄ってきた
手を出して撫でると俺の腕にスリスリと頭を擦り寄せてきてくれた。
kz「…かわぃ、」顎撫
飼ってあげたい。
けれど親とはぐれただけかもしれない。
syuにしか見えなくなってきた
静かに甘える行動、俺の事を気づいたら目を輝かせて近づいてくるとこ、全てが似ている気がする
kz「syu…」ボソッ
猫「にゃぁっ?」
kz「、!」
反応した…?、
猫「にゃ、っ」スリスリ
『ずっと一緒がいい』
syuの声で微かにそう聞こえた。
どうや!!!!
なんか復活できた普通に
メンタル復活!
ちな白いダリアはちゃんと花言葉工夫したから調べてみて
お騒がせいたしましたすみません!
じゃ!
コメント
3件
いや、もう……読んでて胸がぎゅっとなったよ……。 syu が植物状態になって、次の日にはもういなくなるって、kz にはあまりにも急すぎるよ。 手紙に「大好き」って、涙の跡がついてるのが切なすぎる……。 でも、最後の白いダリアの近くに現れた子猫に syu の面影を見て、「ずっと一緒がいい」って聞こえたシーン、すごく好き。 辛いけど、少しだけ温かさをくれる回だったよ。 白いダリアの花言葉、調べてみるね。 もさん、また書いてくれてありがとう。お疲れさま。