「はぁぁぁぁーーーーーーー！！」

「腕をしっかり振って、狙うラインを見ろ！」

ローマは、クラシッククラスの皐月賞に出走する予定だ

今日も元気にやってます！

「トレーナー、タイムは？」

「標準参考記録を超えてるから、行けそう！」

「本当に?!」

「あなたがスクーデリアローマね！」

「誰？」

「私はトップシャイニング、あなたと同期です」

「トップシャイニング？」

トップシャイニング

ローマのライバルで、彼女も新馬戦を制しており、注目されている

「シャイニングも、皐月賞に出走するの？」

「もちろん！あなたの連勝を止めるためにね！」

「厄介な相手だな」

「皐月賞は私が勝つ！」

「望むところだ！！」

ローマとシャイニングの対決は皐月賞に対決する

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「ローマさんを倒すと言われたのですね」

「連勝を止めるとか言われて、まだ分からないのにな〜」

「そういえば、周尹宣さん怪我で日本に来られなくなったらしいですわ」

「え？そうなの」

以前ルージュが言っていた周尹宣は、怪我で日本に来られなくなってしまった

「ですが、有馬記念は出走する予定なんです」

「じゃあその時私は無敗の三冠達成しているかな？」

「それはローマさんの努力次第ですよ」

「そうだった笑」

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皐月賞前日

「ローマ、コースの下見をしに行こう」

「OK！」

ローマと俺は、皐月賞の会場に訪れた

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「ここが皐月賞の…」

「以外と広いな」

すると、1人のウマ娘がいた

「あの子？」

「ユリノ先輩だ！！」

ユリノテイオー

えびふらいさんのストーリーの主人公。壮絶な過去を過ごしたウマ娘でもある

「ユリノ先輩！！」

「ローマ?!」

「ユリノ先輩も下見に来てたのですか？」

「…うん…下見…」

「元気ないけど、大丈夫？」

ユリノは頷いた

しかし、何かと違和感を感じた。

(手が震えてる?!)

「…俺の事怖いのか？」

「…全然違うから！！！！」

ユリノは走って行った

まるで恐怖を覚えた逃げ方だった

「ユリノ先輩大丈夫かな？」

「心配ないんじゃない…?」

けど、確かに恐怖感が出ていた

その後、2人はコースの下見をした

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「いよいよ明日だね！」

「負け無しだけど、全力を尽くせよ！」

「OK！！」

「明日早いから早く寮に帰りな、俺は資料をまとめて帰るから」

「じゃまた明日！」

ローマは元気よく帰って行った。

けど、俺は気になっていた

「ユリノテイオー、なんで怖がっていたんだ？」

会場に出会ったユリノテイオー

後にローマと死闘を繰り広げるとは誰も予想していなかった

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皐月賞当日

勝負服を来たローマは廊下を歩いていた

「あっ！トレーナー！」

「ローマ！中々似合ってるじゃん！」

ローマの勝負服は、有名なF1マシンみたいな真赤と白の色が入っていて、ブルーのラインが特徴的だ！

「スクーデリアローマ！」

「シャイニング！」

「ついにこの時が来たようね！」

「負けないよ！！」

「ローマ、頑張れよ！」

「行ってきます！！」

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会場

「三冠を目指すもの達が挑むクラシック皐月賞！」

「現在1番人気は未だ負け無しのスクーデリアローマ！2番人気はトップシャイニング…」

「正々堂々勝負です！」

「負けないよ！」

「各ウマ娘ゲートイン完了…」

「スタート！！！！」

(スタートは悪くなかった！)

「先頭争いは17番、1番、4番…期待通りの結果を出せるのか！？1番人気スクーデリアローマ！」

先頭争いは激化しているが後方は争いはなかった

そして…

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「最終コーナーに入り最後の直接に入ります！」

(行きます！！！)

「トップシャイニングが先頭に立った！」

「はぁぁぁぁーーーーーーー！！」

(やっぱり凄い！けど…)

「前が詰まってる、ならば…！」

「ローマ詰まってるな、狙うなら…」

「「大外だ！！！！」」

「はぁぁぁぁーーーーーーー！！！！」

「おおっと？！スクーデリアローマが外から来た！」

(前がいない！フルスロットル！！)

スパーーーーーーーーーン！！

「何？！」

「スクーデリアローマ！トップのトップシャイニングを抜き去った！しかも差を広げる！！」

「行けー！ローマー！！」

「スクーデリアローマ！大外から差し切ってゴールイン！！勝ったのはスクーデリアローマ！デビューから4連勝です！これは無敗の三冠ウマ娘が現れるのか！？」

ローマは1着でゴールした！

「1着だ！！」

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「くぅぅぅぅう！まさか負けるなんて！！」

「それでもシャイニングは強かった、いつでも挑戦待ってるよ！」

「覚悟しなさい！次は絶対勝つから！！」

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「これは楽しみだな」

「あら、ルドルフちゃんも興味心身ね！」

マルゼンスキー

ルドルフとは関係が深い。現役時代はクラシックに出走できなかったこともあるが、全8レース全勝している。

「ローマちゃんの走り、完全にルドルフちゃんとそっくり！」

「ハハハ、確かに私と似てたな！」

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病院

「凄い…」

「強いなローマは！」

「僕もああいうふうになれるかな…?」

「なれるさ！俺は信じているよ！」

「ユリノ、そろそろ行くわよ」

「すぐ行く」