注意
監禁・共依存が苦手な方は見ないでくださいね。
類くんがめちゃくちゃ病んでる、と見せかけてそれよりも病んでる司くんです。
事後というか、ヤッた後の表現が含まれます。
しっかりと2人とも付き合ってる🤞
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彼が好きだった。
みんなの前で輝くスターの彼が好きだった。
平等に接する彼が好きだった。
僕のことを導いてくれた彼が好きだった。
だから君の1番になりたいと願った。
君の1番好きな人は僕 、そして君が1番嫌いな人も僕。
嫌いでいてくれても構わないけど、1番じゃないと許さない。
だから、監禁したんだ。彼を
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司side
ちゅんちゅん、と小鳥が朝を知らせるように鳴いた。ここに来てもう1ヶ月もたっていた。最初はよくわからなくて抵抗もしていたが今では慣れて抵抗も一切しないようになった。…類に起きたことを知らせなきゃ、その事だけが頭にあったんだが…ズキッと腰が痛む。昨日は類の機嫌が悪く激しくされてしまった。
思い出しただけでもダメだ。
「るぃ、おきたぞ。」
「おはよう司くん。そっちに朝食を持っていくね。」
「うん、。」
早く類に会いたいなぁ、
類は自分だけがオレを束縛していると思っているが 、オレも十分に類を束縛している。
監禁されたことだって計算済みだった。抵抗したのも演技、全てが演技だった。
付き合ってるのに類の前で親しく男友達や女友達と話したり体をくっつけたりした。時折見せる類のしゅん、とした顔が好きだから。可愛かったから、いつしかその感情が歪みへと変わっていったんだ。
類、
類、
るい、
ルイ
るぃ
ルい
オレだけを見てくれ、
スターになるために生まれた男の。
天馬司だけを見て、
天馬司だけを愛して
天馬司だけを嫌って。
天馬司だけヲ_____。
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類side
昨日はさすがに無理矢理しすぎてしまったかもしれない、嫌われたかなぁ、…フフ別にいいよ、そのまま嫌って1番嫌いな人を僕にしてしまえばいい。僕だけを見てくれればいいんだ。
他の人なんて見ずに僕だけを、…。
『るぃ、起きたぞ。 』
…。
「おはよう司くん。そっちに朝食を持っていくね。」
「うん、。」
…。
ぁれ、
僕、
何してるんだろう。
司くんを求めて、
こんなことをしたいんじゃないのに、
こんなことをを、
司くん、ごめん、ごめんね。
僕のわがままだけに。
「ごめんね、つかさくん。」
今は朝食を持っていくことだけを優先しよう、その後に…解放してあげよう。この孤独から、僕なんかじゃない違う人を見てあげて。、
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司side
10分待った。そろそろ来るだろうか、楽しみ、楽しみだなぁ、口角は常に上に上がっていた。オレだけに囚われて、オレだけしか見えなくなっている類が可愛くて。仕方がない。この部屋もオレのためだけに用意してくれたと思うと嬉しすぎる。独占欲が強いところが大好きだ、類。はやくこい、
扉が開いた
「司くん、ごめんね。遅れちゃった。」
「類、おはよう。」
「うん、おはよう。」
「はい、どうぞ。」
「ありがとう…。 なぁ、類。」
「ん?どうしたんだい?」
「なにかイヤなことがあったのか?」
類の顔色が悪かった。誰かが類の心を傷つけるようなことをしたのだろうか、それは許せない、類が傷つく必要はひとつもない。オレだけが傷つけばいいんだ、だから、
「ごめんね、司くん。」
「…ぇっ?」
「ごめんね、ごめん。司くんごめんね。君を束縛してしまってごめんね。嫌だったよね、もっと外で楽しく過ごしたいよね、僕なんかと一緒じゃつまらないよね、ごめんね。僕が存在したから、僕が君のことを好きになってしまったか「そんなことない!!!!!」
… え。?」
「そんなことない類は何も悪くない。オレに好きという感情をぶつけるのが苦手で不器用で監禁してしまったのだろう?大丈夫だ、オレは監禁に対してなんにも思っていない。逆に…嬉しいと思ったんだ、類がオレだけに執着してくれるのが、嬉しかったんだ。オレの方が悪い、ごめんな。」
「つかさ、くん。」
「うぅん、司くんは悪くないよ、けど、同じ気持ちだったんだね。」
嬉しいなぁ、とでも言うような微笑みを向けられた。あ、その顔も好きだ、こんな状況でさえそんなことを考えてしまうオレはそれほど類のことが好きなのだろう。
「やっぱり監禁はよくないと思うから、…後、みんな君のことを心配してるし、今日で最後にしよう?」
「…あぁ。」
「あ、最後に。」
「なん、…んぅ…?」
「ふふ、きす、だよ。そういえば監禁してから君とキスをしていなかったなぁって。」
確かに、ヤッている最中も類はキスをしようとしていなかった、はは、心があったかいなぁ、もっとして欲しいなぁ。
「…嫌だったかい?」
「ふは、そんなことは無い。」
「嬉し、かったぞ。」
「…!司くんっ!」
はは、大きい猫みたいで可愛い、次はオレが類を監禁してあげようか、…なんてな。
コメント
2件
すごい良い.*・゚ .゚・*.✮*。゚
ふぅぅう!!(テンションがおかしい)