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『🍭くんにそんなこと言われる日が来ると思っていませんでした』
『じゃあ教えてくれる?』
『……それとこれとでは話が違います。』
やはり💉は教えてくれないのだ。あとの🐺の2人に期待する以外、道はないだろう。
『じゃあ残りの2人は?いつ来るの?』
『そ、それは……』
これも教えないつもりなのだろうか?だとしたら怒りを通り越して呆れた。そこまでして教えたくない理由が俺が傷つくからである。俺はもう傷つかない、あの子のために👑のメンバー達に会うことだって苦じゃない、怖くない、だからそこまで覚悟は出来ているからだ。
『……本気なんですね、もうすぐ彼らは到着しますよ』
『そう』
今のところ2人はあまり言葉を出さない、気まずいからだろう。それは嘘じゃないだってさっきまで喧嘩っぽくなってしまっていた。相変わらず俺の言葉遣いも変わらず直したいものが直せないでいる。
グシャ
ガリッ
『あ、🍭くん、そんな風にしては』
『これは”あの”飴じゃない普通のやつだ』
『そ、そうかい』
生きるための飴ではない💉がおやつを用意しているがコイツの用意したものを食べるには気が引ける。まぁ🎲はもちろんバクバクと食べているが。
『らふら!ほれへはいほ!』
『全部なくなってから喋ってよ、何言ってるか分かんないから』
〜数分後〜
『チョリーッス!センセー!』
『お、お邪魔します』
『お?なになに?🎨の全員いんじゃーん!』
『ええ、あなたがたに用事があったので』
📚が冷静に返すが大分🥂はテンションが高い、それとは真反対に👔はおどおどとしており暗いやつだ。
〜説明終了〜
『えーと?まずあの子のこと言えばいーわけ?』
『そうです、お願いできますか?』
『んー、いいよ!』
『ご協力感謝いたします』
最初の方は頭が混乱した。🥂は重度の女性恐怖症だからだ、小学生相手ですら女は無理ですぐに隠れてしまう。
あの子は女性だ、なのに何故こんなにも🥂は冷静にあの子のことを怖がらずに説明できるほど関係があったか分からない。
『んー、まぁ最初は男装してたから〜?ぜんっぜん気づかなかったんだけど、まぁ色々あって女だって分かったんだよね』
『あれな、ホントに俺には大分ダメージ入った』
『あ!でも誘ったら俺っちのクラブのイベ来てくれて〜!』
🥂は女性恐怖症を克服するためにホストをしている。女性恐怖症なら無理では?とも思うがスーツを着用すると人格が変わったようになり、今では新宿No.1のホストである。
その中にイベントもあったのだろう。あの子はそこに行っていたそうだ。
『……では👔さんは?』
『アイツはDJでした、師匠のことを追っていてラップバトルではDJとして活躍して』
『あぁ、懐かしいですね……🍭は忘れてしまいましたが』
忘れたことが悲しく思える。これだけ好きなのに何故かどうしても思い出せないのだ。
『お二人共ありがとうございます』
『は、はい』
『……そーいえばセンセーは何教えたんッスか?』
『💉さんからは何も聞いていませんよ』
『へ?そーなんだ、1番情報与えそうなセンセーが……』
『まぁこれで小生たちは失礼しますね』
『分かりました🍭くん、また』
できることなら頼りたくないが「また」と言われてしまった。返す言葉も見つからず黙り込んでそのまま💉の家をあとにした。
〜移動中〜
『流石に情報が少ないですね……』
『なぁ、』
『だね』
『まぁ次は👑ですし!大丈夫でしょう!』
『そうだな!前向いていこうぜ!』
『うんうん!』
最後の手がかりだと思っている。