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こと
2,104
2,014
注意⚠️
•nmmn
•R15
•解釈不一致な可能性
•knhb、hbkn
それでも大丈夫な方は是非読んでいってください!
kntside_
深夜2時を回る時間。僕の家に押しかけてきた雲雀はソファの上で横になって今にも寝そうになっていた。
knt「雲雀眠いなら先お風呂入って」
hbr「ん〜…起こして…」
knt「はぁ?」
首に手を回される。
hbr「おねがい」
knt「しょうがないなぁ、ほら」
hbr「ん〜〜〜」
結構重いんだからな、これ。上半身だけ持ち上げると雲雀が手を背中に回して抱きついてくる。
knt「こら!自分で立ちなって」
hbr「奏斗の匂い」
hbr「好き」
knt「…」
knt「何言ってんの」
knt「さっさとお風呂入ってこい!」
寝ぼけているのか知らないけど、流石に限界だった僕は雲雀のほっぺを掴んで引っ張る。
hbr「んぃ…いひゃい」
hbr「んじゃ入ってくんわ」
ガチャン
…
『すき』
先程言われたその言葉とまだ残っている抱きつかれた感覚のおかげで、ムラムラしてきた。
hbrside_
眠いから早くお風呂入って寝よ。洗面所に着くといつもある場所に洋服がなかった。クローゼットを覗いても部屋着だけなかったから諦めた。
hbr「奏斗に聞き行こ」
部屋の前まで行って奏斗に声をかけよう。そう思っていた。でも、なんか、聞こえる。
knt「は」
knt「んんっ」
knt「…あ」
あ、うわ、そっか。奏斗だってするよな、普通。
knt「ん」
knt「あっ」
早く、離れないと
knt「はッ」
knt「…んん//」
あれ、俺変だ。変なこと考えてる。 もっと、もっと聞きたい、なんて。
knt「っひばり…」
ッ!
プルルルルル
ギッ
やばい、今の聞いてたってバレたら
ガチャ
knt「雲雀?」
hbr「あの、服なくてっ俺」
knt「そういえば置くの忘れてた」
あれ、普通だ
knt「電話出なくていいの?」
hbr「え、あ…今は、いいや」
聞こえてたと思ってない?バレてないなら聞かなかったふりしてれば
knt「雲雀」
hbr「わ…な、なに」
急に距離を詰められて目の前に奏斗がくる。
knt「聞いてた?さっきの」
hbr「き」
hbr「きこ、えた」
knt「…」
knt「えっち」
hbr「へ」
え、揶揄われてる?咄嗟に手を握って向こうに行こうとする奏斗を止める。
hbr「待って奏斗」
hbr「俺のこと揶揄ってんの?」
knt「何で」
hbr「何でって…」
knt「雲雀手離して」
hbr「やだよ。離したらにげるやろ」
knt「逃げないから」
hbr「絶対いや」
knt「そっち」
knt「してた方の手だから放して//」
赤面する奏斗を見て、鼓動が早まる。
knt「僕着替え用意してくるから」
揶揄ってない。聞き間違いでもない。俺の名前呼んだって事はそういうこと?
お風呂を出て部屋に戻ると部屋の電気は消えていて、奏斗は寝ていた。
hbr「ねぇ奏斗」
少し身体が揺れるのを見て起きてることを確信する。無理矢理顔を掴んで俺の方に向けると、寝ているふりを辞めたのか、奏斗と目が合う。
knt「顔、見るなよ…絶対赤いから」
hbr「暗くて見えない」
可愛い、奏斗
hbr「奏斗って俺のこと好きなの?」
knt「…好きだよ」
ここで俺が受け入れれば、奏斗のこと独り占めしても許されるのかも。
hbr「いいよ」
hbr「付き合おっか奏斗」
俺のそばにずっといてくれる?
knt「雲雀、朝だよ起きて」
hbr「…」
knt「ひーば」
knt「なんだ、起きてんじゃん」
hbr『付き合おっか奏斗』
hbr『奏斗だったら俺』
knt『雲雀』
knt『もう寝よ』
hbr『え、奏斗?』
hbr『ちょっと待ってよ』
hbr『奏斗』
あんな顔真っ赤にしてたのに、俺のこと好きなくせに。
しかも折角ヴォルタのダンスレッスン一緒に向かってるのに、全然こっち見ないでさ。前を歩いてる奏斗の手を取ろうと握ると避けられる。
hbr「え、ごめん」
避けられた。でも、上を向くと奏斗の顔は真っ赤に染まっていた。あ、これ、いつも通りにしたがってるだけだ。 ニヤニヤが止まらず、もう1度手を握る。
hbr「付き合ってるんだからいいでしょ」
knt「…//」
knt「…違うだろお前の好きは」
knt「ただの好奇心で、僕の好きとは違う」
knt「恋愛とか興味ないじゃん雲雀。僕が1番分かってた」
knt「好きとか言うつもりなかったし…ごめん、八つ当たりだ」
hbr「でも俺は奏斗の事好きだよ、?」
knt「本気で言ってる ?」
knt「友達じゃしないこと僕とできるの?」
hbr「どう言う、こと?」
knt「あ、違う…なんでもない」
hbr「奏斗?」
knt「レッスン行こっか」
友達じゃしないこと
ダンスレッスンが終わって、奏斗は案件の撮影に行った。ヴォルタメンバー1人ひとりの取材なので他メンバーは待機中だ。
hbr「ねぇアキラ、友達じゃしないのに、恋人だとする事って何?」
akr「恋人がする事と言えば、キスとかセック」
srh「ちょっと凪ちゃん!純粋無垢な雲雀になんて事教えてんの!」
そっか。奏斗は、俺とそういう事もしたいのか。それか今日聞いてみよっかな、俺とキスしたいのって。
hbr「あんがと!解決したわ」
akr「それならよかったですけど」
srh「もぉ凪ちゃん」
vlt「お疲れ!」
hbr「奏斗帰ろ」
knt「ちょっと叶先輩のとこ寄っていい?」
hbr「ん、待ってる」
そう言って叶先輩と仲良く話す奏斗を遠目に椅子に座って待つ。
…なんか俺に向けないような顔ばっかなんですけど。恋人だったら、叶先輩じゃできない事、してくれんのかな。
kzh「ひばじゃん!」
hbr「葛葉さん」
kzh「何してんの?こんなとこで」
hbr「奏斗待ってて」
そんなこんなで、会話が弾んでしまい結構な時間が経っていた。
kne「葛葉〜」
kzh「くろなん?」
kne「っそ!撮影」
kzh「んじゃ〜ねひば」
hbr「はい!また!」
kne「奏斗もまたね」
knt「はい!」
knt「…」
ほらまたその顔。最近俺といる時はなんだか辛そうな楽しくなさそうな顔をする。
knt「楽しそうだったね雲雀」
それは奏斗の方もじゃん。
hbr「ねぇ奏斗」
hbr「友達じゃしないことしてもいーよ」
knt「…は」
hbr「俺としたいんでしょキスとか」
knt「お前何言ってるか分かってんの?」
hbr「うん」
knt「なら…そんなこと簡単に言うなよっ」
怒ってる。怒ってるの分かってるのに、どうしよう。恋人にしか見せない顔、見たくてたまんない。
knt「僕も、したいよ」
hbr「奏斗、口閉じて」
嬉しい…ちゅ
うわ、何これ、唇当たるだけなのに、体あつ…
knt「ッ…//」
あ、やばい。もっとしたい、1回じゃ…
足りない
hbr「むぐ」
knt「なにしてんの」
hbr「…」
hbr「もっかいさせてよ」
knt「だめ、大体ここ人通るかもしんないし」
hbr「じゃあ家帰ったら」
knt「そういう問題じゃない」
knt「ていうかお前僕のこと好きじゃないくせに」
hbr「好きだよ」
knt「…だから、お前の好きは違うんだって」
なんでまたその顔。お願いだから俺から離れようとしないでよ。
hbr「じゃあ相棒の好きと恋人の好きの違いって何?」
hbr「俺奏斗しか好きやないから分かんないよ」
何でそんなに頑なに拒むんだよ。
knt「じゃあ恋人同士がすること僕として」
hbr「…!」
knt「デートとか、ハグとか何でもいいよ」
knt「なんでもいいから」
熱の籠った目が俺に向く。
knt「それで雲雀の好き見極めさせて」
hbr「ん!わかった」
コメント
1件
うわっ、これ……めっちゃ良かったです……! 深夜に雲雀が押しかけてくるシーンから、もう空気感がしっかりしてて、一気に引き込まれました。奏斗の「こっち…してた方の手だから放して//」の台詞が本当に好きで、思わず声出そうになりました。照れてるのに誠実な感じが伝わってきて、すごく刺さりました。 雲雀の「好きの違いが分からない」っていう素直な戸惑いも、奏斗の「見極めさせて」っていう真剣な眼差しも、どっちの気持ちもすごく分かって、読んでて胸がぎゅっとなりました。続き、絶対読みたいです!