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サウジアラビア
149
#下手
⚠︎ 暴力、死に表現、カプ要素あり ⚠︎
突然のことだった。
考える暇を与えない衝撃だった。
幼少期以来の口論をしていた時….
彼の手が僕の頬を目掛けて
襲いかかってきたんだ。
話は数十分後に遡る。
✖️ )
スタン!ついに完成したよ!!
人を操る薬をね!!
🚬 )
人を操るだぁ、?
そんなもんが可能 なんかね、、。
✖️)
正確に言えば『操れるかもしれない』
だね、まだ実験はしていなくてね
実験をしてみようと思うのだが…..
問題が少しあるのだよ
顔を顰めて悩む顔に少し違和感を覚えつつ
🚬は口を開いて✖️に問った。
🚬)
… 問題?
✖️)
今回の実験、
85%の確率で命を落とす。
だから自分自身で試してみようと
思っているのだよ。
🚬)
は?
今まで命を賭けて来たことなんて
山ほどあったさ。
ゼノんの無茶な実験台なんて何回もなったさ
今回もやらされんだろうなと
思ってた矢先、自分で試すとか
言い出しやがった。
ゼノは死なせねぇ。 絶対にな。
🚬)
駄目だ。やらせねぇよ
✖️)
何故だい?また新しい文明の一歩だよ
これほど嬉しい事はないだろう?
彼…スタンが僕の実験を止めたのはこれが
初めてだ。険しい顔をしながら僕を睨んでいる
何故?新しい発見は喜ばしい事だろう?
✖️)
それは何故かな?理由次第で僕も
折れるとしようじゃあないか
🚬)
死ぬ可能性があっからだよ
今までは比較的安全だったさ、
だから目も瞑った
だけど今回の実験は危険だ
85%の地獄モードなもんでね、
いくら俺でも目は瞑ってやんねーよ。
✖️)
逆を言えば15%の確率で新科学を
生み出せるのだよ。
この15%に賭けてみる価値はある。
🚬)
そもそも、その薬使って
なにするん?目的次第でこっちも
折れてやんよ
✖️)
肉体強化さ。どうやら僕には体力と
筋力が足りていないようでね、
自己的にやろうとしても筋トレを時間に
割く余裕がない。
だから自分自身で体を操って
僕が科学式を解いている間に身体には
動いてもらおうと思ってね
実にエレガントな発想だと
思わないかい?
🚬 )
ハッ。くだんねーな
筋トレなら俺が連れ出してまででも
付き合わせてやんよ。
わざわざそんな薬飲んでまでやる事
じゃねーだろ。
一回攫われてそのままIQも
取られたん?
✖️ )
言っただろう。スタン、
僕には時間がないんだ
🚬 )
自主的な研究に時間も何もあるかよ。
ともかく、俺はやらせねーからな
✖️ )
まさか僕が筋トレの為だけに命を
賭けているとでと思っているのかな?
ははっ、
君も随分と落ちたんじゃあないか?
革命を起こせるかもしれないのだよ。
人を操れる薬で…ね。
🚬 )
その辺の奴か俺で試せばいーだろ。
なんでそこまで自分で試すことに 執着する?
✖️は言葉を詰まらせた。
“ 僕とてほぼ確定で死んでしまうような
危険な実験を皆に試したくない。”
✖️の真剣な眼差しの 🚬は目を見開いて言った
🚬 )
らしくねぇ…..。
実験は諦めな。
✖️ ) ……………
暫くの無言が続いた後、✖️は自らその薬を
口に入れようとした。
🚬 ) ッ!!!!!!
口に入れる前に🚬がすぐに薬を弾き飛ばし
『馬鹿野郎!!!!!!』
と、力一杯に叫んだ。
✖️ )
君じゃ科学の喜びを分かち合えない。
ハイライトの消えた真っ黒な目で
そう言われた。
🚬 )
ッ〜….!!!!!!
心配してんだよ!!
アンタと何年いると思ってんだ!!!
アンタが企んでる事なんて分かってたさ
いつもと雰囲気が違げぇ事だってここに
来た時からなぁ!!
いつもとは数段階違うんだよ….
実験のモードがよ、!!
“ 頼むから….俺ん前から消えるような
事をすんなよ、”
彼の言っている事は理解ができない。
何十年も一緒にいたなら判ってくれるだろう?
僕の科学への愛を…。
✖️ )
君は何も判っていない。
🚬 )
判ってんよ、
✖️ )
僕が科学へ向ける感情を判っていない
🚬 )
昔っから知ってんよ、!
✖️ )
君は僕を判ってくれない。
その時、🚬の何かが切れた音がした。
切れたと同時に鈍い音も聞こえた。
✖️ )
ッ ………..”
何が起こったか分からない。
分かるのは、凄い顔をしている🚬が
僕を睨んでいるという事、
そして、
僕の頬に痛みが走っているということ。
🚬 )
ッ、!!!!…悪かった、
こんなつもりじゃ……
✖️ )
“ こんなつもりじゃなかった “
そう言って罪悪感を少しでも
なくそうとする人間の心理的 行動さ。
君には失望したよ。
スタンリー・スナイダー。
🚬 )
ゼノッ….!!!!!違う、ゼノ…
頼む…、辞めてくれ、
床から薬を拾い上げてそのまま口に
して飲み込んだ。
スタンの叫び声が聞こえる。
僕はもう….何も聞こえない。
実験は失敗だ。
最後まで科学に身を捧げられた
実にエレガントな死に様だ
君もそう思わないかい?
スタンリー・スナイダー。
いや、
スタン。
” 愛してる “
そう…彼に伝えられなかった。
end .
コメント
5件
読了しました……。もう、最初から最後まで心臓がぎゅってなってたよ。 ゼノの「科学への愛」とスタンの「ゼノを失いたくない気持ち」が全然噛み合わなくて、でもどっちも本心なんだよね。最後の“愛してる”が伝えられなかったのが、本当に切なくて、重くて……。 この一話で二人の関係性の深さとすれ違いが全部詰まってて、続きがすごく気になるよ……。素敵な作品をありがとう。