꒷꒦꒷꒦꒷꒦ まふゆ視点 ꒷꒦꒷꒦꒷
ポテトフェスティバルの会場に着き、
今はニーゴの皆でフライドポテトを食べている最中だ。
「ん~!ホクホクで美味しい~!」
「よーし!ポテト料理全制覇目指すわよ!」
『全制覇は無理だと思う。』
「そういう事言わないの!!」
「ふふっ、美味しいね」
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瑞希と絵名がポテトサラダ、じゃがバターを買いに行ってる時。
「……ねぇ、まふゆ」
『…何、?』
「…何か、悩んでる事とか…ない?」
『悩んでる、事……』
真っ先に思い浮かんだ事は日記だった。
…けれど、言える訳が無い。
『……そんなの、無いよ』
「……そっか、」
奏が寂しく頷くと絵名と瑞希は戻ってきた。
「は~!何とか買えたよ!」
「じゃあ早速食べましょ!」
「うん、ありがとう2人共」
『……』
私が本心を言うなんて事、この先あるのかな…
29日目
今日はニーゴの皆とポテトフェスティバルに行ってきた。
沢山ポテト料理食べたから、当分ポテトはいいかも。
……私って、本心…言えるのかな、
…………言えないね、…言えたら、いいのに。
まふゆ
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29日目は、瑞希が奏たちの曲を聴いて、救われて―――また、自分を追い詰めた日… そしてあと一週間後、奏(仮)がまふゆの日記に気づく日… どうなるかな…?