テラーノベル
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下駄箱に行くと、壁に持たれて、スマホを見ている駿がいた。
もう暗いから帰ってても良かったのに….
こんな姿にも無意識に胸が高鳴ってしまう私はどうしたのだろう。
ほのか「ごめん!」
駿「ううん、大丈夫。行こっか!」
ほのか「は〜い」
家についたらだいぶ暗くなっていた。
暗いからということで駿が送ってくれた。
そんな姿も”かっこいい”と思ってしまう。
ほのか「わざわざありがと!」
駿「ううん、大丈夫」
ドアに向かって歩こうとした時、あることを思い出した。
ほのか「ぁ、」
駿「ん?どうしたん?」
ほのか「お母さん達おらへんのやった..」
お母さんとお父さんは出張に行って明日の朝まで帰ってこない。
一人は怖いから
どうしようかと悩んでいると駿が口を開いた。
駿「俺ん家、来る?」
ほのか「ぇぁ、ぁ、大丈夫!もう高校生なんだから!」
今一瞬迷った。
駿のお母さんとは仲はいいけど、突然来てしまうと困ってしまう。
後、幼馴染とはいえ、男の人の家。駿に限ってそうゆうことは無いと思う。思うけど、
たとえお母さんがいてもああいうことされてもおかしくはない、し..
駿「そう?なら、帰るわ!」
ほのか「うん。ありがと」
駿「頑張ってな。ポンポン」
駿の言葉と同時に頭を撫でられた。
ほのか「ぇ、ぁ、」
初めてそんなことされたからびっくりした。
胸がドキドキしてる。
彼は無意識なのだろうか。
それとも
私の見間違えなの?
後ろからでもわかるくらい
駿の耳が赤くなっていた。
#5end
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