あの夢

最近よく変な夢を見る。 寒い、寒い。と、

そんな 悲痛な 叫びが 木霊する世界。

でもおかしいんだ。

この世界はとても暖かい、 まるで真夏のよう。

アイスなんて外に持ち出すだけで

一瞬で溶けてしまうようなこの世界で、

周りの人は皆汗をかきながら

何重にも何重にも服を着て震えていた。

暑いなら脱げばいいのに。

そんな世界で、

私はいつも繰り返し何かを していた 。

それがなんなのかよくわからない。

わからないのになぜか、

私はいつまでもそれをしていたのだ。

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また同じ夢だなぁ…

重い頭を無理矢理持ち上げ、

スマホを見た。

6時59分だった。アラームが鳴る前に

起きれたことに一瞬、優越感を覚えた。 が、

そんなことを考えてるうちにもう、アラームは

鳴ってしまう。

少し残念に思いながら、

今日も見た夢を思い出す。

あれって…何してたんだっけ。

毎度毎度、起きるたびに何かの記憶が

抜け落ちてしまう。

まぁいいや。そう思いながら私は

いつも通り朝食を摂っていた。

そんな時だった。

夢の何かを思い出せそうな気がし、

思い出すことに集中した。

あ。

しばらくした時、

思い出した。

あの夢、 あの夢の場所って…

小さい頃に私が迷子になったところだ。

そうか、怖かったから、小さい頃だったから

記憶があやふやになってあんな夢に…？

でも、あれ？何してたんだろう…？

記憶にもやがかかる。

もう少し、もう少しで何かわかるのに。

ジリリリリリ

タイミングが悪い。

スヌーズ機能を恨みながら

小さい頃の記憶など思い出す暇もないので

遅刻しないよう、 足早に会社へむかう。

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おはようございます。

私の大学は、 卒業するときに何かしらの

資格を取らなければ ならなかった。

仕方なく保育士資格を取った私は、

せっかくならこれをいかそうと、

近所にある保育園で働くことにした。

そんな時、他の先生に話しかけられた。

最近さぁ…

保育園の色んな先生達が変な夢を

みるっていうんだけどぉ…

貴方どうかしら…？

それを聞いた途端、私は今朝の夢を思い出す。

それだ。

私もです！ 皆さんもなんですか？

私はすぐにその話に飛びついた。

続きは気が向いたらで…