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兄は帝国学園私は雷門中学校
両親の考慮の結果だった。
兄の以降もあったらしいと聞いた時、私は悲しくて悔しくて仕方がなかった。
1度、兄を引き止めた時があった。
1つ上の兄は、帝国サッカー部の朝練に向かうために玄関で靴紐を結んでいた。その背中は私の知っている優しくて頼もしい。
(「お、おにいちゃん、」)
私が呼ぶと、兄は昔と同じように「ん?」と優しく返事をして私に微笑んだ。
(「どうした?まなみ。」)
私は、震える声で兄に言った。
手だって、足だって、震えてる。
それを兄に見せないようにして。
(「お兄ちゃん、一緒に、どっか、」)
そういうと、兄は少し悲しそうにして私の頭を優しくて大きな手でポンポンと撫でてながら申し訳なさそうに言う。
(「ごめんな、まなみ。兄ちゃん、サッカーの練習しないと行けなくてな。」)
私は、頷くしかできなかった。
お兄ちゃん、私、お兄ちゃんとサッカーやりたかっただけだったの。
私が口下手だから、『お出かけ』かと思ったの?
違うの、お兄ちゃんの迷惑になるつもりはなかったの。
お兄ちゃんは、優しく笑って帝国のジャージの入ったバックを持ち直しながら玄関を開けようとした。
(「お、お兄ちゃん」)
(「ん?」)
また、私が呼び止めると兄は面倒くさがらずに私の方を見て首を傾げる。
(「気を付けてね。」)
私の呼び掛けに兄は、笑ってた。
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