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さみしい夜は

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さみしい夜は

1 - 1、そうだよね

♥

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2025年07月05日

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rurb

下手、口調迷子

初投稿なので暖かい目で見てください。

nmmn の意味がわからない人は🔙


🐙🌟『』👻🔪「」

その他[]

・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・


『最近、眠れないんだよねぇ』


「遅くまでホラーゲームやってるからだろ」


ほら、事業自得。


ー 🐙🌟視点


最近、ツイてない。

例えば、財布をなくしたり、お気に入りの服が破れたり、オトモと喧嘩したり。

ちいさなことでも、おれは疲れてしまう。


ほら、余計なこと考えた。

今は、戦闘中なのに。


ああ、弱いなぁ、、

足手まといだなぁ。もう、いやだ、


っ……敵、多すぎる……

裁ききれないって……!!


ぐら


目の前が、まっくらになる。

あ、これ、死……


…ドガッ


『え、こや、』


…はえ、?


「はぁ゛っ……」


どさ


『こやなぎくん!!』




ーー病院にて





こやなぎくんが、起きなくなった。

おれのことを庇って、彼は意識不明になった。

ぜんぶ、おれのせい。

ちゃんとやらずに、ぼーっと戦ってた、おれのせい。


なにかが、壊れる音がした。

ぽろぽろと、目からなみだがとまらない。

おれの、せい。

ぜんぶ。


くるしい、なぁ。


[星導、大丈夫?]


『…だいじょうぶ。』


[そっか。ゆっくりでいいから、帰ろっか。]



ほら、ライにも、心配かけて。

もう、いやだ、



しかも、これがはじめてじゃない。

3回目だ。

おれのせいで、こやなぎくんが壊れるのは。

もう、これ以上は、だめだから。


ーー帰り道


[星導。]


『?』


[星導がよかったらでいいんだけど、ロウを叱ってくれないかな。]


『え?なんで?』


[嫌ならいいよ。でも、星導が言ったほうが、あいつはきっと納得すると思うから。]


[内容は、星導が一番わかってるよね?]


『…うん。わかった』


できるかな、

ていうか、

おれが、怒る資格なんてあるのかな。






ーー👻🔪視点


すこし痛む頭で思い出す。

たしか、星導を庇って死にかけたんだよな。

星導はきっと、悲しいよな。

今日は、素直に謝ろう。



『こやなぎくん。』


「………」


『なんで俺が怒ってるか、わかるよね?』


「…俺が怪我したから、だよな」


『これで何回目?』


……あ、

結構、怒ってるな。


『なぁ、』


「ごめん。」


「 俺はお前に怪我させたくなかったんだよ。」


『…これで何回目だよ?』


「…さんかいめ」


『…ふざけてんの?』


「違う。ふざけてるわけないだろ。」


『違くないだろ』


「だから違うって。」


『いつもそうだよね。』


「……」



頭があつくなってきた。

なんで、俺が悪いみたいになってんだよ。



『ねぇ、聞いてる?!おれは心配して!』



大声はやめてくれよ。

まだ怪我治ってないんだって。



「っもう!うるせぇなぁ!! 」



っああぁ、もぅ、ちがう、



「いちいちうぜぇんだよ!!」


「いつもヘラヘラしてるくせに、こういうときだけ縛ってくんじゃねぇよ!!」



そんなことが言いたいんじゃなくて、俺は。



「ごめんな!!!」


「心配してんならほっといてくれよ!! 」


『はぁ!?おれはさ、こやなぎくんに死んでほしくな、』


まだ噛みついてくる星導に、俺は苛立つ。

もういいだろ。謝ったじゃん。

大体さ、お前だって。


もう、頭いてぇ。

俺はしゃがみこんで、吐き出す。


「もう……余計なお世話だって……!!!」


『っ……!!』



頭の上から、ひどく乾いた声が聞こえる。

もう、これ以上は言い争いたくない。

終わりにしよう。


『………ぅ、』


聞いたことのないちいさな声が聞こえて、俺は上を向く。

顔は、俺の長い前髪のせいで、見えなかった。


「………星導?」


『………』  ダッ

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