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#オリキャラ注意
32
#ゴクウブラック
挑戦者「遅くなってすまんッ」
ゴクウブラック「遅すぎだろ!?」
挑戦者「ちょっとネタ探ししてた!」
ザマス「わーったからさっさとやれィ!!」
『sideゴクウブラック;IF』
刃を収めた篁さんに連れてこられたのは、進●の巨人2にある『臨時キャンプ』のような場所だった。キャンプと言ってもいいか分からないほど技術が発展していたが、建物は崩れかけている。
篁「〜〜〜……。」
???「おっ、バカのブラックを捕まえてきたの?サンキュー篁!」
いつの間にかボソボソとした声に戻った篁さんの肩を叩き、俺の目の前まで歩いてきた奴は…………
ゴクウブラック;IF『……………っ。』
???「んでよぉ、僕が遠征中に喧嘩して臨戦ホシノみたく一匹狼になって情報収集?少しは頼れよこの『挑戦者』をよぉ?」
小鳥遊ホシノの体を黒いパーカーとフードで覆い、ガキみたいにほくそ笑む管理人『挑戦者』だった。
ゴクウブラック;IF『……あれはコハクを守るためで…』
言い訳無用!と言わんばかりに挑戦者は俺を指さした。よく見ると挑戦者の周りにもローブで顔は見えないが色んな奴がいる。
挑戦者「んー、じゃあそんな学習能力がないナルシスト孫悟空モドキくんに最重要部分を伝えようッ」
ゴクウブラック;IF『ナルシスト孫悟空モドキ!?』
驚く俺を無視して挑戦者は一息つき、それまで緩かった表情を引き締めて包み隠さず話し始めた。
挑戦者「まず、この騒動の首謀者はコハクの親父でもその親族でもない。その一族は大昔に絶滅してる、コハクを除いてね。」
ゴクウブラック;IF『は……!?じゃああの手配書は誰が……!』
挑戦者「まーまー慌てるな。その手配書は……いや、その前に思い出話でもしようか。」
いや手配書の話の方がかなり重要だと思うけど!?
挑戦者「僕は最近、学園都市『キヴォトス』で教職に就いた。そりゃあ大変だったよ?初仕事が借金まみれの高校で初手から襲われるし……でもその分だけそこの生徒と仲良く励んできた。それをぶっ壊そうとするゲス野郎もいたけどね。」
……ゲス野郎?誰だ?
挑戦者「そいつの名前は『カイザーPMC理事』。さっき話した高校……アビドスの財宝を掘り出すためだけに借金を増やしたり刺客を送り込んだりして高校を潰そうとしてきた。その後きっちり制裁を加えてやったけどね。」
ゴクウブラック;IF『……!まさか……!』
挑戦者「今回の騒動も、理事が引き起こしている可能性が高い。」
見誤っていた。よく考えたら、そりゃコハクもあんなに怯えるはずだ。今まで気づいたつもりでいた俺を、俺はほんの少し嫌いになった。
挑戦者「………てな感じで、君の推理は大外れだったという訳さ!」
ゴクウブラック;IF『そりゃ嫌味か?』
挑戦者「だから……いや、だからこそ、きっちりコハクと面と面向かって謝った方がいいと思う。」
挑戦者の一言で、俺は長い夢から覚めたような気がした。今まで気付けなかった事を謝りたい………もう一度コハクに会いたい。
挑戦者「……心は決まったようだね。」
ゴクウブラック;IF『あぁ。』
ゴクウブラック;IF『……ふぇ?』
【数時間前………】
『side黒又コハク』
ザマス;IF「クッッソキリがないぞ!」
ゴクウブラック(本家)「口を開く暇があったら手を動かせ!」
ザマス様と別時空のブラック様が守ってくれている間、私は速ブラックさんと近くの建物に隠れていました。
速ブラック「……大丈夫ですよ、私たちが全力で守りますから。」
私の頭を撫でながら微笑む速ブラックさんは、平然を装っているけど息も荒く汗が止まっていません。
コハク『………うぅ…ひっぐ……』
速ブラック「!?」
気がつくと、私の目から少しずつ涙が出てきました。私がしっかりしなくちゃいけないのに…………
コハク『すみません……私が、弱いばっかりに……』
速ブラック「だ、大丈夫ですよ!貴方は……!」
そう言いかけた瞬間、外から足音が聞こえました。しかも、その足音はどんどん近づいてきます。
速ブラック「チッ……もう居場所が…!」
速ブラックさんは刀を構えました。けど足音の方向から見えたのは…………
???「ちょい待って、味方やで?」
コハク『……あ…』
和服と洋服を合わせたような服を着た金髪の人でした。
速ブラック「……【直哉】さんでしたか。」
直哉「なんやその反応は……もっと驚いてくれてもええやん。」
コハク『貴方は……?』
直哉「【禪院直哉】、君らの増援や。挑戦者くんに言われて、コハクちゃんを探しに来たんや。」
挑戦者………ブラック様たちが住むシェアハウスの管理人さん………だったっけ?
速ブラック「はぁ…あのホシノモドキ、今どこで何をやってるんですか?」
直哉「挑戦者くんは騒動の首謀者を特定して、戦力を集めてるとこや。その途中で君らの力が必要になったんや。」
速ブラック「あの人一人でも十分勝てるでしょうに……」
直哉さんと速ブラックさんの雑談が終わった後、私たちはボロボロの廃墟に連れてこられました。そして挑戦者さんから…………
挑戦者「君のとこのご主人様をビックリさせたいからちょっとテキトーなとこに隠れてて!」
……と言われたので今は近くの物陰に隠れています。今日は色々あったので少し寝ても大丈夫だろう、と少しうとうとしていたら………
コハク『ひゃいっ!?』
挑戦者の大きな声に起こされました……(汗)
後編に続く……
ゴクウブラック「今回長すぎない?」
挑戦者『やりたい要素詰め込んだらこうなった★』
ゴクウブラック「えぇ…?」
コメント
4件
執行者:ホシノモドキ。いや俺もあの小説の姿シロコモドキだけど カービィ:でも評判良かったじゃあん 執行者:あそう? マリオ:カイザー理事ってやっぱ面倒くさいよな。
わあ、第12話読みました!挑戦者さんがついに黒幕の正体に触れて、ゴクウブラックIFくんが自分の誤解に気づくシーン、すごく印象的でした。「長い夢から覚めた」っていう感覚、痛いほど伝わってきました…。それに、コハクちゃんが隠れて泣いてるところを速ブラックさんが慰める場面も、切なくてじんときました。最後に「ひゃいっ!?」って驚くコハクちゃん、可愛かったです(笑) 後編、楽しみにしてますね🌷