透き通った、貴方の瞳と。

第4話

そうだった

1,019

2023年12月12日

#BL

#iris

#水青

#記憶喪失

Lea＠転生します

え、書いたのに消えた。

またかよぉぉぉぉぉぉぉ…

せっかくいいの書けたのに…くそぉう…

ってことでどぞ（（切り替え鬼

注意⚠

鬱表現ある。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ほとけが退院して2周間が経とうとしている日。

青「…」

日に日にストレスが溜まる。

おかげに悪夢しか見られない。

一日一時間寝るか寝ないか…

青「…お腹、減ってないや…」

朝ごはん、食べなくてもええか。

毎日ガラ空きのダブルベッド。

ほとけはないこハウスで泊まってる。

記憶を取り戻すまで、俺は一人。

ひとり。

独り。

青「っ、ぁ…ﾌﾗｯ」

健康な生活がまともにできていないからだろうか。

ふらつく。

青「…」

そろそろ、戻ってこないかなぁ…

一生、このままなんかなぁ…

そういえば、もうメンバーと連絡取ってないな。

青「わ…」

緑のアイコンの上にものすごい数がたまった赤い吹き出し。

青「…、」

桃『まろ？生きてるの？返事くらいして！』

赤『まろ！今日ないこハウス集合だよ？どしたの？』

今、返信したら怒ってるんかな。

今、ないこハウス行ったら怒られるんかな。

青「…、大切な話ってなんやねん」

白『大切な話あんねや！はやく来て！』

なぁんだ。3日前のメールやん。

青「…ﾎﾟｲｯ」

雑にスマホを投げる。

もう、どうでもいいからだ。

ピンポーン

青「…来たんかな。」

なるべく立ちたくないが。

青「はぁ…」

ｶﾞﾁｬｯ

青「何…」

桃「まろっ！2週間も返信しないでなにやってたｎ…」

桃「っ、隈！どうしたの！？」

青「寝てないだけや。見て分からへんの？」

黒「ちょ、まろ！今すぐ寝や！」

青「やだ。」

黒「なんでなん？」

青「…やだ。」

赤「まろのこと心配して言ってるんだよ！？早く寝…」

青「おまえらにっ、なにがわかるんだよっ！！」

白「ﾋﾞｸｯ」

青「もう2週間も会ってないし、寝たらほとけが全部俺のこと忘れる夢見るしっ！」

青「今日だってほとけ来とらんやんっ！」

青「もう、げんか…い…ﾊﾞﾀｯ」

桃「ちょ、まろっ！」

青「たすけて…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

水「あ、ごめん…誰かわかんない…」

水「えぇっと…名前は？」

水「もう、別れよう。全部僕が悪いから。」

＝＝＝＝＝＝＝＝

青「や…だ、置いてかないで…、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

赤「っ、」

白「見てるこっちまで痛いわ…っ、」

黒「ごめんなぁ、まろ。」

黒「ほとけとお前が会ったら、まろ耐えられへんねん。」

桃「ほとけはね、」

一日で記憶がリセットされるようになっちゃったんだよ。

桃「しかもまろだけね。」

青「…あ…ぁ、やだ…わかれたくな…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

黒「っ、まろ！起きてーや！」

黒「もう限界やわ…」

青「ﾊﾟﾁｯ…ぁ、あっ…」

黒「…、まろ。話さないといけないこと、あんねん。」

青「…ほとけの記憶から、俺は本当に消えたんでしょ？」

桃「聞こえてたの？」

青「ら○んで書いてたやんけ。自分で忘れるん？ｗ」

桃「…まろ、悲しくないの？」

青「全然。もう、俺まで分かんなくなってきた。」

桃「…、」

青「ほとけが好きだよ？でも張本人は知らないんでしょ？もう終わりやん…」

青「こんなんならもう縁切ったほうがええんちゃう？」

ピロンっ

青「…ごめん、俺のスマｈ…」

青「…へ？」

水『あの海で、また君と会いたい。』

青「…、っ！」

ダッッ

桃「ちょ、まろ！？どこ行くの？」

青「着いてこなくていいっ！」

ﾊﾞﾀﾝｯ

青「はぁっ、はぁっﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

周りから視線が集まる。

寝癖も直さずに飛び出て、しかも号泣して。

青「っ、う”ぅっﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

青「はぁっ、はぁっ…」

青「ぁ、ぅ…ぁっ…」

声が出ない。

意味のない母音を発する自分。

砂浜に立っていた、彼。

水「…、よくわかったね。」

青「だって、だってっ！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

水「泣かないの、全く…ｸﾞｽｯ」

青「ほとけだって泣いてるやんっ！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

水「全部、戻ってきたよ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

水side

何故かメンバーが全員外に行ってしまった。

暇だから観光サイトを漁る。

でてきた、海。

近いから行ってみる。

そこに広がった、夢と同じ場所。

あそこに見える水平線。

時々高くなる波。

岩陰に隠れていても、ここからは見えてしまう魚。

あぁ、そうか。

僕は、記憶を夢で辿っていたんだね。

あの日に二人で漕いだブランコ。

あの日に二人で撮ったプリクラ。

書かれた文字は、

「ビジネス不仲の青組」

そして最後に見たのは、

君の瞳にそっくりな、海。

藍色で、でも透き通っていて。

今ならくっきり分かるのに…夢の中じゃ、隣りにいる存在が分からなかった。

やっと思い出したよ、僕の隣の愛しい人を。

海と同じで、綺麗な瞳をした君を。

思い出したよ。いふくん。

ごめんね、傷つけてしまって。

僕のせいだね。

水「ただいま、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

青「おかえりぃっﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

また、会えたね。

最後の海で＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ネクストっ！→ハート６００

多くてごめんなさいっ！

透き通った、貴方の瞳と。

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