俺はじゃがいも
この地に生まれて約100日
俺はスーパーの商品棚に並んでいる
ついに誰かに買ってもらって、食べられるのか〜と少し楽しみだった。しかし、
誰も俺を取ってくれない
誰も
まぁいつか誰か取ってくれるでしょ
そう呑気に思っていた
しかし誰も取ってくれず
俺は゛売れ残り゛となってしまった
信じられなかった
じゃがいも国でもトップレベルと言われたこの店で売れ残るなんて、、、、
売れ残る確率は0%だぞ?
誰も売れ残ったことがないのに
なぜ
なぜ俺だけ
そんな気持ちでいっぱいだった
そんなことを思っていると、
もうこれ捨てますわ
そんな声が聞こえた
俺は誰の役にも立てず捨てられるのか
あの努力は?
受験を必死に頑張ったあの時間は?
でももう仕方ない
゛捨てられる゛のだから
コメント
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初コメント失礼します! じゃがいも視点とは斬新ですね! いつもと違った形の小説で面白かったです!