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その日の朝、俺は今朝ぶつかった女のことがずっと気になっていた。俺は傑が夜蛾センから聞いた転入生ってあの女なのかと疑問に思い始めていた。
そんなことがあり乍も朝のHRが始まった。
夜蛾センが教室に入ってきて、今日の授業のことと予定、今回の呪霊の任務のことはいつもと変わらなかった。その話が終わってチャイムもそろそろ鳴る時間帯に差し掛かると思った時、夜蛾センはまた話を続けた。何だ?まだ何かあんのか?
夜蛾「これで今日の予定の話は終了だ。それと、今日はお前達に嬉しいことがあるぞ。」
悟・傑・硝子「あ?・ん?・えっ?」
俺と傑、硝子はそれぞれの反応だった。嬉しいことってもしかしてだけど…。🤔
夜蛾「聞いて驚くなよ。なんとこの学校に新しい転入生がやってきた。お前ら、転入生には優しく仲良く接しろよ。」
硝子「えっ、そうなんですか?どんな子なんでしょうかね。🤔」
廊下側に座っている硝子は何も聞かれていない為、「う〜ん」と唸って考え込んでいた。
因みに俺と傑はというと、
悟「傑の言う通りじゃねえかよ!?本当に美人なんだろうな傑?」
俺はそう言って傑に聞いてみた。実はこの時、俺はまだ傑が昨日言ってたことを信じてはいなかった。だから俺は、もう一度傑に話しかけたのだ。其れを聞いた傑は、
傑「悟、昨日の昼に私が言ったことをまだ信じていないのかい?これは本当だからね。私の耳には嘘偽りなんてないからね。w」
悟「(ꐦ°д°)ア゙ァン?」
そんなことを言われて、俺は若干腹が立った。傑の今の台詞にイラついたからだ。 しかも笑ってんじゃねえよ。💢そう考えるとマジでイラつくわ。💢💢
俺が傑に対してガン飛ばしをしかけた時、夜蛾センが話し始めたので、また指導されると思い、ガン飛ばしを直ぐに辞めることにした。
夜蛾「それじゃあ転校生を紹介するぞ!さあ、入って来たまえ。」
夜蛾センがそう言うと、俺たちは廊下の方に目を向けた。教室に入ってきたのは、傑の言うように本当に美人で可愛い女だった。女は、綺麗な焦げ茶の髪を靡かせて澄んだ緑色をした瞳を輝かせ乍、俺たちのいる教室の中に入って来た。俺は、自分の顔が赤くなっているのとこれが初恋だと言うことも全く分かってはいなかった。隣の席に居た傑に見られたらマズイんだけどよぉ…。///💦
傑「クスクス…、悟、顔が赤いけどもしかして彼女に一目惚れしたのかい?」
おいおいちょっと待てよ…、そんなこと思ってたら傑にバレたしよぉ…。///💦俺はそう思い乍、何とか傑に言い返した。
悟「はぁ!?ちげえし!!別に俺は彼奴《あいつ》に惚れたわけじゃねえよ!///」
傑「ふふふ…、照れてるのかい悟?可愛いじゃないか。w」
悟「だからちげえし!!///💢 」
俺らがそんな話をしてると、夜蛾センの咳払いが聞こえて来て、また俺たちは黙った。
夜蛾「今日来た転校生の名前は、姉小路風香君だ。街で俺がスカウトをした来た奴で分からないことは彼女にちゃんと教えるように!」
悟・傑・硝子「はぁ〜い。・はい。・はーい。」
俺たちが返事をすると、夜蛾センはまた話をする。だが、俺の耳は空耳だと思いたいことだった。
夜蛾「そうだな…、風香の席は悟の隣だな。」
風香「はい、分かりました。」
は?俺の隣?
夜蛾センの言葉を聞いて、俺は吃驚して少しだけ顔に出てしまった。彼女は、スタスタと俺の隣の席に着いて座り、俺の顔を見て、驚いた顔をした。
風香「あ!貴方って、今朝、廊下でぶつかった方じゃないの!?あの時は本当にごめんなさい。💦」
悟「え、あ、まあ、そうだけど…。///💦俺は、五条悟って言うんだ、これから宜しくな。/// 」
傑「悟の次に、私の名前は夏油傑と言うんだ。これから宜しくね、風香ちゃん。」
硝子「続いて、私は家入硝子だ。このクズ共にあんまり関わってると痛い目に会うから気をつけな。」
悟「おい、硝子!今、クズって言った!?💢」
そんな話をしていると、風香は会話の内容が面白かったのか、思わず笑っていた。
風香「≧(´▽`)≦アハハハ、皆、迚仲が良くて面白いね、じゃあ改めて宜しくね!」
俺らがそう言った後、思わず俺は彼女の笑顔に惚れてしまっていた。それに俺は、傑から変なことを言われてしまった。
傑「( *¯ノ³¯*)ヒューヒュー♡熱いね〜。w」
だから、笑ってんじゃねえよ。💢そんなこんながあって、今日はそれだけで終わった。俺は一体、此奴《こいつ》とどうなるのか全く分からなかった。誰しもそう思うけど、何だかハラハラする。そして俺は、傑にこれが恋だということを知るのは、6月に入った頃だった。