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風香が高専に転入してきたその翌日の朝のHR前、俺と傑は硝子と風香がまだ来てない時間を見て、朝早くに教室で風香を落とすことを話し合っていた。
悟「傑、風香《あいつ》をどうやって落とす作戦で行くんだ?」
この時、傑は風香をどうやって落とすのかが気になりすぎて傑に思わず話した。しかし、傑からの反応は…。
傑「悟、私がどのようにして風香ちゃんを落とすのかを聞いたら駄目じゃないか。それだと面白くなくなるだろう。💦それに言ってしまったら悟も同じことをするはずだ。」
めちゃくちゃ傑らしいことを言われて、俺は傑に言ってしまった事を少し後悔してしまった。やっぱそうだよな。どうやって落とすのかを聞いたら面白くなくなるよな。もしそれが聞けたとして俺が傑と同じ手を使ったとしたら、それこそ彼女をつまらなくさせてしまうしな。💦
傑の話を聞いた俺は、素直に返事をした。
悟「だ、だよな。それは悪ぃな、傑。💦」
俺が素直な返事をすると、傑から失礼なことを言われた。
傑「悟が素直に私の言葉に応じたのは珍しいじゃないか。少しは気付いたのか。」
悟「(ꐦ°᷄д°᷅)ア”ァン!?」
おい傑!!どんだけ俺のことナメてんだよ!!それはそれで俺に対して失礼すぎだろうが!!💢俺の一言で傑の怒りが若干出ていることに気付いた。俺とまたやんのか傑?💢
傑「悟、私に何か文句があるのなら外で話そうか。💢」
悟「あぁ、上等だよ。💢」
俺達が喧嘩を始めかけたその時だった。
ガラガラガラ
教室に誰かが扉を開けて入って来た音がして、傑は直ぐにスタンバイをし、俺は教室の外で待っていることにした。順番で決めた順では最初は傑からだ。俺は教室の後ろの扉から中を確認して様子を見た。
風香「あ、夏油さん、おはようございます。1人で何しているんですか?」
教室に入って来たのは、風香だった。丁度良いタイミングで傑は嬉しそうだった。
傑「おはよう、風香ちゃん。私は今、皆が来るのを待っていたんだ。風香ちゃんこそ早起きなんだね。」
傑は普段の会話でその場をしっかりと和ませた。相手に不審感を出させないためだろう。
風香「はい、普段はあまり早く起きないのですけど、今日は早めに目が覚めました。」
そう言って風香は欠伸をして、眠い顔をしていた。どうやら風香は、早寝早起きや朝は苦手ならしい。普段は目覚まし時計で起きることが多いんだとか。目覚まし時計かけて寝るとか餓鬼かよ。w←(おい、人に対して失礼だよ。それにアンタだって餓鬼だろうが。💢 By作者)
傑は風香の仕草を見て、直ぐに何かに気付いたようだった。そして、風香に快眠方法を教えてあげると提案を持ち出した。
傑「おや、そうなのかい?朝起きるのが苦手なのか。今度、私がぐっすり眠れる方法を教えてあげるから。」
風香「あ、ありがとうございます、夏油さん!」
俺は会話のやり取りを聞いて、直ぐに疑問が出た。この時、俺はなんで風香が傑だけを敬語で使うのかが分からなかった。同い年なのに何故か敬語を使うのかが分からなかったと言えば正しいかもしれない。
結果、傑が考えていた風香を落とす方法は駄目だったようで傑は心が折れそうな顔をしていた。入学当日、傑が初めて硝子を落とそうとした時を思い出した。あの時は、前髪がダサいとか言われて心が折れてて俺もおもろくて笑ったんだよな。w←(ちょっと、人の特徴で笑うとか失礼だよ。💢 By作者)
傑が終わって、次は俺の番だった。正直、彼奴を落とすのがドキドキしていた。何でなんだろうな。///
俺はそう思い乍も、教室の前の扉から開けて中に入って行った。