コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今回は「カメレオン」という作品です!
最後まで見てくれると嬉しいです。
ある日
君が放送で言っていた
桃「付き合うなら青より赤の方がいい
かなぁ~ww」
こんな些細な
一言が僕を弱らせた
だってメンバーにもリスナーさんにも内緒だけど
僕達は愛し合っていたんだから
なのに
なのに
君はいつも僕
ではなく赤くんの方に行っていた
ライブ後
桃「はぁ~ッ疲れたぁ︎゛」
赤「お疲れ様ッ!」
橙「楽しかったけどな…笑」
黄「そうですね…ッ!」
青「声はガラガラになったけどね笑」
ーー!!笑
ーッ///
桃「赤ぁ~ッ俺を癒してくれー!!」
赤「え~、嫌だよぉw」
桃「そんなこと言っちゃってぇ」
桃「本当は俺のこと好きなんだろッ!!笑」
赤「~ッ///」
赤「うるさいッッ…!!」
桃「ちぇ~」
青「…」
「いくらなんでもやりすぎ」
この一言が言えてたら未来は変わったのかな
もし過去に戻れるなら、なんて思っても戻ったところで
なんにも出来ないんだけどね
青「う゛う゛んッ…!」
ゴホッゴホッ
青「喉が~ッ…」
青「桃くん~ッのど薬持ってきてくれない?」
桃「そんくらい自分で取れよ」
桃「…ったくなんでこんな奴を好きになったんだよ」
ボソッ
ぼそっと君はそんな事を呟いた
君にとっては小さい事だったかもしれない
でも
僕にとってはでかい言葉だった
青「っ…ごめんッ!!やっぱ自分でとるね」
青「こんくらいやんなきゃね」
でも見捨てられたくなかった
だって他にこんな僕を
愛してくれる人なんて居ないんだから
ー階段ー
ガシッ(手すり
スルッ
青「うぁっっ!!」
ゴデッ
青「いったぁ、、」
なんでだろ
上手くつかめない。
…もしかして握力が弱くなってる?
橙「そういえば青最近顔色悪ないか?」
黄「顔色っていうか、、なんか全体的に色が暗い様な気がします…ッ」
橙「…無理しやんでや?」
黄「そうですよ?僕達を頼ってください、!」
青「そう…かな?でもありがとッ」
青「大丈夫だから、ね」
黄「ならいいんですけど…」
どんどん体の色が暗くなっている。
僕も薄々気づいてはいた。
でも…捨てられたくない、頑張らないと
青「今何時だろ」
PM 1時37分 13秒
青「えっもうこんな時間っ!!?」
青「今日は1時半から打ち合わせあるのに」
メール
青「ごめん、橙君」
青「寝坊しちゃって、」
橙「ええで」
橙「青が寝坊とか珍しいな」
橙「気をつけてきいや」
青「ありがとっ!!ほんとごめん🙇🏻💦」
でも本当は寝坊ではなかった。
目が開かなかったんだ。
僕も不思議だよ?でも本当なんだから
ーそれからしばらくたちー
ある日突然僕は
青は息を引き取った。
なんでだろう、
そんな事
考えても意味が無いことぐらい知っている。
でも悔しくて悔しくて仕方なかったんだ。
だって、
思い返してみれば
青の体には
異変があった。
急に握力が弱くなったり
体の色が全体的に暗くなっていたり
長時間眠っているかのように目を開かなかったり。
今更こんなこと言ったって遅い。
彼氏であった、俺が気づいてやれなかった
全て俺の責任だ
俺たちはお互いが愛し合っていた。
青は俺の最愛の人で
俺は青の最愛の人だった。
それなのに異変にも気づかず俺は赤にべったりだった
ごめん。
謝っても謝りきれない。
でもひとつ分かったことがあるんだ。
君の体に起きた異変は
「ー ー ー ー ー のようだった」
君は真っ白のベットの上にも
馴染んでいた。
そんなもの馴染まなくていい。
けどやっぱり
君は
馴染めていた。
まるでカメレオンのように。
ーカメレオンー
カメレオンは死ぬ際に
握力が弱くなったり
体の色が暗くなったり
長時間眠っているかのように
目を閉じたりします。
最後まで見て下さりありがとうございます!
あんまり言いたくなかったんですけど
今回の作品は自分でも意味わからないです。
すみません。