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仁人side
撮影も終わり、荷物をまとめて控え室を出た。
少し歩いたところで、後ろから声をかけられる。
太智「仁人! この後暇?」
仁人「まぁ、特に用事はないけど。なんで?」
太智「いや、久しぶりに吉田さんとご飯でも食べたいな思って」
俺は一瞬、返事に迷った。
今日は朝から撮影続きで、いつも以上に疲れていた。
それに、さっきから頭の中を離れない勇斗のこともあって、今日は一人で静かに過ごしたい気分だった。
でも、太智から誘ってくるなんて珍しい。
せっかく誘ってくれたんだし、行くか。
仁人「いいよ。太智から誘うなんて珍しいな。どこ行く?」
太智は少し考えるように黙り込んだあと、こちらを見て口を開いた。
太智「俺の家で飲むのはどう?」
仁人「えっ……あっ、うん。いいけど」
思わず聞き返しそうになった。
太智が自分の家に誰かを呼ぶなんて、珍しいどころか、俺の知る限り初めてだった。
きっと撮影中、元気のなかった俺を心配してくれていたのだろう。
そう思うと、胸の奥が少しだけ温かくなった。
仁人「じゃあ、なんか買ってく?」
太智「んー、どうせなら吉田さんなんか作ってや!」
仁人「えーまぁいいけど」
太智「楽しみやわ〜、じゃあ行こか」
仁人「うん」
俺は笑いながら太智の腕を軽く引っ張り、そのまま歩き出した。
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勇斗side
撮影を終えた控え室で、ソファに座りながらスマホを眺めていた。
特にすることもなく、だらだらと時間を潰していると、視界の端で仁人が荷物をまとめ始めたのが見えた。
そういえば仁人に聞きたいことがあったんだ!
そう思い、腰を上げかけた、そのとき。
太智が俺より先に立ち上がり、控え室を出ていった。
勇斗「あれ?」
まぁまた今度でいと思いつつ、 少しだけ気になって、俺もその後を追うように控え室を出た。
すると、廊下の先で仁人と太智が話しているのが見えた。
太智「仁人! この後暇?」
仁人「まぁ、特に用事はないけど。なんで?」
太智「いや、久しぶりに吉田さんとご飯でも食べたいな思って」
仁人「いいよ。太智から誘うなんて珍しいな。どこ行く?」
太智「俺の家で飲むのはどう?」
仁人「えっ……あっ、うん。いいけど」
思わず足が止まった。
……太智が?
自分の家に、仁人を誘ってる?
メンバー同士でご飯に行くこと自体は、別に珍しいことじゃない。
俺だって、仁人と飯に行ったことくらいある。
でも、太智が自分の家に誰かを呼ぼうとしているところなんて、今まで見たことがなかった。
しかも、仁人を。
勇斗(……なんで?)
俺はその場に立ち尽くし2人を見ていると、仁人が太智の腕を軽く引っ張った。
この胸の奥に溜まっていく、嫌な感じ。
別に、太智と仁人がご飯に行くだけだ。
それだけなのに。
勇斗(……なんで、あんなに楽しそうなんだよ)
勇斗「……なんだよ、これ」
誰に聞かせるでもなく、ぽつりと呟く。
胸の奥が、妙にざわついていた。
自分でも、よく分からなかった。
コメント
1件
うわああ第5話読み終えたよ〜!!😭💕 仁人くん、疲れてるのに太智くんの誘い受けてて優しすぎる…そこに勇斗くんの嫉妬?的なモヤモヤが重なって胸がギュッとなったよ!! 勇斗くんの「なんで楽しそうなんだよ」が切なすぎて言葉にならん、、これはこのあとどうなるの気になりすぎる〜!!😭🔥
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tamaki
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