my×kg
口調迷子
センシティブ要素あり
1話完結したいと思いながら書き進めてます
卒業済みライバー注意
ここから先は名前を伏せません
苦手な方は自衛お願いします
にじさんじを卒業して1年が経つ
メッシャーズの2人と会うことはあるけれど、それ以外の人とはほとんど会わない
今日は用事があってにじさんじの事務所付近に来ている
その用事も終わり、誰かいないかなと周りを見渡す
そうそう、あんな感じで細身のスーツで茶髪なんてハヤトさんっぽい…
加賀美「黛さん…っ!」
黛「え、ハヤトさん?」
俺の事を見つけ、スタスタと足早に近寄ってきたのは紛れもない加賀美ハヤトだった
加賀美「なんで、ここにいるんですか…?」
黛「え、いや、用事あったから近く通っただけだけど」
加賀美「私はっ…ずっとあなたを探して…!」
黛「…なんで?」
加賀美「それは…っ!」
いつの間にか人が集まってきている
自分たちの立場上、あまり目立ちたくはない
黛「…場所移しましょうか」
加賀美「はい…」
そう言って家に向かう
加賀美「あの、」
黛「ん?」
加賀美「これはどこに向かって…?」
黛「あー、俺の家だけど?」
加賀美「え、黛さんのお家ですか!?」
黛「え、うん」
加賀美「私がお邪魔しちゃって大丈夫ですか?」
黛「いいよ、ハヤトさんだし」
加賀美「…!」
そんなことを話し、無言の時間が過ぎ、家に着いた
加賀美「お邪魔します…」
黛「はい」
リビングにつき、何も出さないのも悪いと思いお茶を用意する
加賀美「おかまいなく…」
正座できっちりと改まって見えるのがなんだか可笑しく思えてくる
黛「ふっ…笑」
加賀美「何笑ってるんですか!?」
黛「いや、なんか可愛いなと思って」
加賀美「かわいい…!?///」
黛「拾われて嬉しいけど、どうしたらいいかわからない犬みたい」
加賀美「犬…w」
そんな感じで緊張をほぐし、本題に移る
黛「で、なんで俺を探してたの?」
加賀美「えーと、それは…」
黛「うん」
加賀美「黛さんに伝えられてなかったことがありまして…」
黛「うん、何?」
加賀美「えーと…」
黛「うん」
加賀美「いや!でも、もしかしたら今じゃないかもしれないです!」
黛「え?」
加賀美「今、このタイミングで、伝えるべきことでは無いかもしれないです!」
黛「いやいや、ここまで来たのに?」
加賀美「…」
加賀美「そうですよね…」
加賀美「ちょっと待ってくださいね」
そういうと姿勢を正し、深呼吸をする
緊張感がこっちにも伝わってくる
加賀美「黛さん」
黛「はい、」
加賀美「フゥー…」
加賀美「出会った時から、あなたの事が好きでした」
黛「え」
その声は震えていて、今にも泣き出してしまいそうだった
加賀美「そ、それだけです!すみません!おじゃましました!」
加賀美「あ!お茶も!ご馳走様でした!」
そう言って立ち上がり、家を出ようとするその人の腕を掴む
黛「まって…!」
加賀美「!」
力を出せば振り解けるはずが、俺の手はハヤトさんの腕をしっかりと握っている
ハヤトさんは目に涙を浮かべている
多分、俺も
黛「…」
加賀美「黛、さん…?」
チュッ
加賀美「へ?」
加賀美「なん、で」
黛「俺も、ハヤトさんが好き」
黛「今も、昔からも、ずっと」
加賀美「!///」
加賀美「ほんと、ですか…?」
黛「何回も言わせないで…」
黛「ッ!」
ものすごい力で抱きしめられる
黛「ちょ、ハヤトさん、くるし…ン!?」
黛「チュル…ン….ちょッ…んぅ…チュッ…ぷはっ」
黛「なにしてっ…!///」
加賀美「ハーッ…すみません、今まで…ッ我慢してたものが、溢れてしまったみたいで」
黛「!///」
加賀美「ほんと、すみませッン!?///」
加賀美「ふぁ…ンッ….チュッ、ふッ…ンンッ…チュッ…ハァーッ」
加賀美「へ…?///」
黛「仕返し」
加賀美「あはっ…///」
加賀美「私、もう、我慢できないかもしれません」
黛「フゥーッ….俺も、」
加賀美の手を引き、ベッドに座らせ、押し倒す
普通ならこんなことできないが、加賀美も身体を許してくれているように思える
加賀美「ん?」
黛「え?」
加賀美「私が下ですか…?」
黛「え、嫌だった…?」
加賀美「いえ…てっきり私が上かと…んむっ///」
加賀美「チュ….ふッ、チュルッ…ンン…ッ…ハァッ、ハァッ///」
黛「こんな可愛い顔するのに?」
加賀美「へぁ…?///」
少しキスをしただけで顔が蕩けている
黛「こんな顔させたところ申し訳ないんだけど、」
加賀美「?」
黛「するには準備必要でしょ?」
加賀美「は、はい…」
黛「先シャワー浴びてくるから、待ってて」
頭をぽんぽんと撫でシャワーに向かう
当たり前だ、男同士には普通以上の準備が伴う
特に受け側は…
黛(やり方わかるかな…)
少し不安になりながらサッと身体を洗い加賀美の元へ向かう
ベッドに腰掛けたまま動いてなかったようだ
黛「ハヤトさん…?」
加賀美「はいっ!?」
驚いたように声を上げ、目線を上げる
黛「大丈夫…?やめとく…?」
加賀美「あ…いえ、大丈夫です…」
加賀美「あの…」
黛「うん?」
加賀美「準備って…」
黛「…うん、そうかなって思った」
加賀美「え?」
黛「取り敢えずこれ飲んで」
加賀美「下剤、ですか…」
黛「できるだけ出した後にこれで中洗って」
加賀美「シリンジ…?」
黛「石鹸と指でもいいけど…してあげようか?」
加賀美「え、い、いや…」
黛「…」
手が震えている
そりゃ怖いよな、したことないなら尚更…
黛「やっぱやめとこっか」
加賀美の手に握られているものを置き、ギュッと手を握る
加賀美「え…」
黛「今日は後ろ使わないでやろ」
黛「それなら大丈夫でしょ?」
加賀美「い…いいんですか?」
黛「怖いよね、ごめんね」
加賀美「いえ…」
黛「シャワー浴びといで?」
加賀美「…はい」
パタパタとお風呂場に駆けていく
加賀美「あの、」
お風呂場からひょこっと顔を出し、こちらを見ている
黛(かわいい…)
黛「どうしたの?」
加賀美「着替えとかって…」
黛「あー、用意しておくよ」
加賀美「すみません、ありがとうございます…」
と言っても俺よりハヤトさんの方が大きいんだよな…
とりあえず以前サイズを間違えて買ったTシャツを用意した
黛「ハヤトさんここに、」
加賀美「(フッ….ン….ハァッ….)」
微かに荒い息遣いが聞こえてくる
黛「!」
黛(聞いちゃいけないやつだ…)
サッと服を置いてその場から立ち去る
絶対続きます
コメント
3件
いいですね〜いいですね〜(*^^*) ニヤけが止まりませんよ(*^^*)
好きすぎます…😭 続き楽しみにしてます❕