この作品はいかがでしたか?
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医者「膵臓癌、かもしれません。」
『……』
翔平「……」
医者「…まだ検査をしていないので断言はできませんので、検査をしましょう。」
『…はい』
頭が真っ白になった
何が起こっているの?
膵臓癌?
こんな元気でいつも馬鹿言ってる私が?
なんで?
…絶対違うよ。
翔平…、わたし、どうしよう。
翔平「…何も、できなくてごめん。」
そういう翔平の目には涙が溜まっていた。
『っそんなことない!翔平はいつも私のことを大切にしてくれてる。私、すごく幸せだよ?
…それに、まだ、決まったわけじゃないし』
翔平「ッ……」
翔平…、あなたは私に収まりきれないぐらいの愛情をくれるよね。でも、わたし今思ったの。
翔平の愛情に負けないぐらいの愛をあなたに注げているのかな?って。
翔平「…○○がどうなろうと僕は○○を変わらず愛するよ。」
『…しょうへいっ……』
翔平は私を抱きしめてくれた。…温かいな。
【コンコン】
!
看護師「失礼します。神崎さん、血液検査をさせていただきますね。」
『あの…、』
看護師「ここで検査しますので大丈夫ですよ」
…申し訳ないなぁ。
『すいません…ありがとうございます。』
看護師「いえいえ、お構いなく。」
『…』
翔平「…あの、」
看護師「はい?」
翔平「…○○は、大丈夫なんですか?」
翔平…
看護師「…検査結果次第で内容も全て変わります。先生は問診で”膵臓癌”と言われましたよね?
ですが、診断結果はまだ分かりません。なのでどうも言いようがありません。
怖がらせちゃってごめんなさい。
万が一の場合、我々は全力を尽くします。
なので、安心してくだ…」
翔平「安心できるわけないだろ!!?」
『ちょっと翔平!?』
翔平「いきなり”癌”って言われて、死ぬかもしれないのに安心してだなんて無理に決まってるだろ!!?
…大切な人を失うかもしれないんだよ…。
こんな恐怖は生まれて初めてだ…。」
……
『…翔平、、』
看護師「…すいませんでした。」
翔平「!すいません!…感情を抑えれなくって…。」
看護師「…大丈夫ですよ。
皆さんそうですから。」
看護師さんは私と翔平の目を交互に見て微笑んだ。
翔平は私の左手を握ってくれた。
いつもより力が強かった。
看護師「それじゃあ、採血させていただきますね。」
『はいっ、お願いします。』
アルコールで腕を拭いて、長い針が私の腕に刺さった。
採血なんて久しぶりだなぁ。
すごい痛いし…。
翔平「…」
しかも翔平が私の血を見てる。
なんか、すごい恥ずかしい。
『ちょっと、ちょっと翔平』
翔平「…ん?!な、何?」
『…あんま血を見ないで、ヴァンパイアじゃないんだからさ…。』
翔平「あっ、ごめん。。つい夢中になってた…。」
『あんたが夢中になるのは私と野球だけで十分でしょ?』
翔平「…こんな状況でこんなこと言えるの○○だけだよ…マジで……」
『あ?』
看護師「ふふっ」
やば、翔平の笑われた。
看護師「おふたりともやっぱり仲がいいですね。羨ましいです(笑)」
『あざっす…笑』
翔平「どうも…笑」
なんかそれが嬉しかった。
無事、採血が終わり私は体から8本の血液を抜いた。
『ヘトヘトだわ…』
看護師「頑張りましたね(ニコッ)」
『はいっ…』
看護師「じゃあ次は…」
それから私は膵臓の画像検査、超音波検査、造影CT、、((以下略))をした。
検査結果は1週間後になるらしい。
帰りの車の中は2人とも疲れ切っていて一言も喋らなかった。
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クソつまらんくなってきて申し訳ない😭💦
だKARA(韓国アイドル)もぉ、心折れそぅだ㌔
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