青赤

青赤

今日は雨

しかもやる事も多いから残業確定

癒やしであるりうらに早く会えないのが嫌で仕事に行きたくない……いつもの事だが。

赤「今日夜まで雨降るらしいよ」

青「まじか…だる……」

そんな最悪な情報が流れてきたが仕事に行かなければ行けないのは変わらない

いつもよりだいぶ憂鬱になりながら準備をしていると

赤「今日はいつもよりだるそうだね…w」

青「だるいよー………ほんまに嫌………」

赤「遅くなる？」

青「おん…ごめんなー……」

赤「全然良いよ笑」

赤「あ、でも帰る時連絡してくれない？」

青「ええけど…なんで？」

赤「もし連絡来た時起きてたら寝ないで待てるなーって思って」

赤「ほら、直前まで起きてたのにーってなるのは嫌じゃんw」

青「そっかwんなら連絡するわ笑」

赤「お願いしまーす」

青「でも眠くなったら寝てええからな？」

赤「分かってるって♪」

そんな会話をして家を出る

こんな些細なことでも俺にとっては楽しみすぎて1日の活動源にできる

カタカタとパソコンを鳴らし作業すること約10時間…といったところだがまだまだ終わる気配はない

だがまだ6時なので余裕を持って作業をできる

そう思い数分だけタバコ休憩をする事にした

青「ふぅーっ…」

タバコを吸いながらスマホをみるとりうらから連絡が入っていた

りうら『お疲れ様♪まだ終わらないだろうから応援メッセージいれておくね♪』

りうら『頑張ってね！♪あと帰る時連絡して♪』

りうら『そしたら良いことあるかも…？♪』

青「なんやそれ…w」

いふ『応援ありがとう♪ちゃんと連絡するわw』

いふ『頑張りまーす♪』

青「ふぅ…っ」

この時間でさっきまでの疲れが一気に吹っ飛んだ気がしていい気分でまた仕事に戻れそうだ

時刻はなんと23時

無我夢中で仕事していたらそんな時間になっていたらしい

でもまあ、終わったから良しとする

いふ『仕事終わったから今から帰りまーす♪』

そんなメッセージを送る

こんな時間だし寝てるかとも思ったがそうでもなかったらしい

案外すぐ既読がついた

りうら『りょーかい♪お疲れ様♪』

こんな連絡1つでこんなにも嬉しくなれるとは…恋人って偉大だな、などと考え帰る準備をする

赤Side

まろから今から帰ると連絡を受けすぐに家を出る

今日は雨が降ってるのに加え残業があると言い朝から凹んでいたので帰りに迎えに行こうかな、と思い計画していた

雨が降っているにも関わらずこれからまろに会えると思うと足取りは軽くなる

まろから心配されても良くないと思ったので会社と家のちょうど真ん中辺りのコンビニで待つことにした

青Side

会社から家まではそう遠い訳では無い為、徒歩で通勤してる

たが雨が降っているとだいぶ遠く感じるものだ

ちょうど会社と家の半分辺りのコンビニに近くなると既視感のある赤髪が目に入る

赤「お！来た♪」

青「え、りうら！？」

赤「お疲れ様〜♪」

青「いやいや、なんでおるん！？」

びっくりすると同時に嬉しさが込み上がってくる

驚きと歓喜で固まっているとりうらが口を開いた

赤「まろが朝から、今日は残業だーって凹んでたのにプラスして雨降ってたから早く癒してあげたくて迎えに来たの！♪」

青「なにそれかわいい」

赤「ありがと…♪//」

青「照れてるー笑」

赤「うるさい…//」

赤「ほら、早く帰ろっ♪」

赤「ご飯と…デザート用意してるから…//♪」

青「ほんま！？✨️」

赤「ほんまw」

青「昼めしも食えて無いから腹減ってたんよ〜♪」

赤「昼も食べて無いの……」

青「んでもまぁ、デザートもくれるんやろ…？♪」

赤「そりゃね…金曜日ですから…？♪///」

青「楽しみやねっ♪…♡」

ﾁｭｯ

赤「…まだ早くない…？///」

青「本番は後で♪今のは癒し♪」

赤「そっか…？♪」

赤「じゃ、早く帰ろっ♪//」

青「こんな良いことがあるなら、雨も悪くないかもな…♪」