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🌼ティアの空想力と行動力 7歳までティアは本当に幸せだった。空想力があったので思考に苦しめられることはなく、ティアの精神は強いと思っていた。本をどんなにたくさん読んでもどうもしなかった。全て空想になっていた。
ティアはこの状態に疑問を抱くこともなかったが、学校では普通に考えることが要求され、それまでティアは自分の知性に問題はないと思っていたのに、普通の勉強をどうすればいいのか全くわからないまま、ある日空想ができなくなって幻聴が聞こえ始めたのだ。「お前は馬鹿だな」「夢ばかり見てないで勉強しろ」幻聴の言葉は空想力だけがよりどころだったティアにショックを与えた。ティアは耐えられずに行動で逃げ、問題行動を起こすようになった。学校はティアを問題児扱いして、児童精神科へ行くように言った。
ティアが学校に通うのも他の生徒の迷惑になるので無理と判断され、ティアは学校へ通うかわりに児童精神科へ現在も通院している。