一覧ページ

女子研究大学短編集

第3話 - .꒰ঌ🗽🪴 内緒の約束໒꒱.

288

2023年12月19日

#女子研究大学

#NL

#BL

#GL

#短編集

#女研

ゆずは

【設定】

18号×まちこりーた

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

《みんなには、ないしょ。》

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

まちこりーたside＿＿

💚｢暇ぁ…………………………｣

なんともダラけた様子でベッドにうつ伏せになる。

その時、丁度の良いタイミングでスマホの通知音が鳴った。

💜【今日、家来ない？】

💜【久々の、お家デート】

彼女からのそのLINEについ頬が緩む。

久々の彼女＿＿＿じゅうはちの家だ。

可愛い格好をしていかないとな、なんて考えてベッドから起き上がる。

💚【行く!!すぐ行っていい？】

💜【いいよw待ってるね】

すぐに準備をして家から出る。

服には多少悩んだものの、過去にじゅうはちに選んでもらった服に決まった。

ネックレスもじゅうはちとお揃いのものをつける。

浮かれてる。明らかに浮かれてる。

好きな人と久々に会うという事実。

嬉しさに足取りが軽くなる。

そんなことを考えているとあっという間にじゅうはちの家に着いた。

インターホンを押して待つ。

💜｢あっ！はーい!!ドアあけてるから入っていいよ〜｣

インターホン越しに聞こえたじゅうはちの声。

グループ内ではマドンナ的存在と言われるくらいには、透き通った、私の好きな声が響く。

そのままエレベーターを上りじゅうはちの家のドアの前まで来る。

少し緊張感を覚えながらドアをゆっくりと開く。

そこには、いつもと少し雰囲気が変わったじゅうはちの姿があった。

💚｢じゅうはち〜！久しぶり!!｣

💜｢まちこ〜！会いたかった!!｣

入って入って、というじゅうはちがなんとも愛おしい。

じゅうはちについていきリビングのソファに2人並んで座る。

💚｢雰囲気いつもと違うね？｣

💜｢気づいた？最近買った服なの、ど、う…？｣

💚｢可愛い!!めっっちゃ可愛い！似合ってる!!｣

💜｢良かった〜！まちこ喜んでくれるかな、って…/｣

💜｢まちこの服も、私が選んだやつだよね？｣

💚｢そう!!なんやかんやじゅうはちに見せるのは初めてじゃない？｣

💜｢確かに…めっちゃ可愛いよ｣

💚｢えへへ………//｣

💚｢それにほら、ネックレス、｣

💜｢私も、付けてるよ｣

そういうじゅうはちの首元には2人で選んだお揃いのネックレス。

私のにはエメラルドのストーンが、じゅうはちのにはアメジストのストーンが入っている。

💚｢やっぱお揃いっていいね｣

💜｢ね、“恋人”って感じがする｣

そう、“恋人”。

約半年ほど前から付き合っている。

💜｢………隠すのも、大変だよね……w｣

💚｢確かに……wでも、みんなに迷惑かけちゃうから。｣

💜｢……そうだね、｣

メンバーにもリスナーさんにも付き合っていることを隠している私たちは普段外では恋人らしいことは出来ないからこそ、お家デートをすることが多い。

💜｢……ねぇ、まちこ｣

💚｢……なに？｣

💜｢いつか、恋人だって言えるようになったらさ｣

💚｢うん｣

💜｢もっと、いっぱい恋人らしいことしようね？｣

💚｢うん…!!｣

💜｢だから、それまでは｣

💚｢内緒の約束、でしょ？｣

💜｢………そう、｣

小さくじゅうはちが笑う。頬を赤くして。

その姿が、愛おしくて、愛おしくて

ちゅ、と小さくリップ音が部屋に響いた。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

初めてのはまちで緊張でした🙃

私基本的にNLしか好まないタイプなんですけどなんか書いてみると楽しかったw

ちなみに2人のネックレスのイメージ↓

おそろっていいねぇ、、

𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮 𝐟𝐨𝐫 𝐰𝐚𝐭𝐜𝐡𝐢𝐧𝐠．

女子研究大学短編集

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

288

2件

はちまちの絡みも、ネックレスのイメージも2人にピッタリでめちゃくちゃ可愛いです🥰

ゆずは

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。