HQ･ブルロ/長編小説

倦怠期

日向 翔陽

いつもの元気な「おはよう」が少なくなる。『ねぇ、どしたの？』って聞いても「なんでもないよ」って優しく断られる。

影山 飛雄

いつもより冷たくなる。『飛雄！今日一緒に帰らない？』っていっても「バレーで忙しい」って断れる。一緒に帰るのも段々となくなる。

月島 蛍

『勉強教えてくれない？』彼女ちゃんがそう聞くと「は？自分でやって」って冷たく返される。会話の数も少なくなる。

西谷 夕

『夕、好きだよ』「おう」それだけ。どれだけ言っても「○○！ちょっとめんどくせぇ」って言われちゃう。あの頃の「好きだ」がなくなる。

黒尾 鉄朗

一緒に帰るのがなくなる。いつもは彼女優先だった黒尾だけど、倦怠期がきて他の子と帰る。『ねぇ、今日一緒に』「あー無理」

夜久 衛輔

『今日熱でちゃった休むね』「おう」昔だったら「は！？大丈夫かよ！？」っていって看病しにきてくれるけど、今は来てくれない。衛輔が来てくれない部屋は広く感じる。

灰羽 リエーフ

「○○さんっ！」って飛びついてくるのがなくなる。挨拶はしてくれるけど、学校内で話しかけてくることはなくなる。

及川 徹

彼女ちゃんよりファン優先になる。『ねぇ、明日のデート』「んー？なんの事？」って言われる。デートもドタキャンが増えて、普通に来てくれた時は『ねえ、徹』「んー？」っていってるけど目線はスマホの画面。

岩泉 一

手を繋いでくれなくなる。「危ねぇから手繋いどけ」って言ってくれてたのが、もう岩泉からは繋いでくれなくなる。勇気だして自分から繋いでみると驚いて手を引く岩泉。

金田一 勇太郎

彼女ちゃんといる時間が少なくなる。彼女ちゃんを見つけた瞬間すぐに来てくれるけど、最近は目が合ってもすぐに逸らされてそっぽ向く。

宮 侑

態度が冷たくなる。「うっさいねん、今集中してんねん」と彼女に言う言葉か？と疑うほど。『ごめん』と謝れば「最初からすんなや喧し豚」と言われて別れる寸前に。

角名 倫太郎

スマホを見る時間が増える。『ねえ！見て！倫太郎！』といっても無反応。目線はスマホ。彼女ちゃんを撮る回数も少なくなる。

牛島 若利

当たりが強くなる。『ねえ！見て！』っていっても「今は忙しい」と断られてしまう。拗ねていると「めんどくさいぞ○○」と言われる。

赤葦 京治

断られるのが多くなる。『京治！一緒に』「今日は自主練があるので」と断られてしまう。倦怠期って赤葦は分かっててちゃんと優しく断ってるつもり。（赤葦は）

二口 堅治

口が悪くなる。「うっせぇんだよブス」と、いつもよりも口が悪くなる。『なんでそんな事言うの』って涙目になって訴えると「は？そんな事で泣くなよめんどくさ」と言われてしまう。