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『綺麗な君に落ちた時…恋の奇跡には抗えない事を知る 』
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「あー、周りは今日も恋に花咲かせて楽しんでるなぁ…」
俺の名前は橘晴仁
現役高校1年生
高校に入れば皆青春真っ盛りだ
好きな人が出来て、付き合って…
理想的過ぎるだろ…
俺は周りと同じ恋は出来ない…
何でかって?
俺の恋愛対象が男だからだよ!
気づいたのは小学2年上がったあたりで「あー…俺こいつ好きだ」っていう至って単純な恋の落ち方したからだ。
まぁ恋なんて単純なのは当たり前何だけどさ。
俺も恋したいな…
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴って授業が終わって昼休みになった。
さぁ今日は何処で食べるか…
いつもぼっち飯なので食べる場所は基本自由!
これぞ1人の特権!
何て強がってるがめっちゃ羨ましい…
(久々に裏庭行くか…)
裏庭について一瞬…世界が違う気がした。
花壇のある木の下に1人立って木を眺めている人がいた…
本当に一瞬世界が明るく光って見えた。
○○「ビクッ」
あっ…気づいた
晴仁「気づかれたか…w裏庭でお昼食べるつもりだったんだが場所変えるなw 」
○○「あっ…えっと大丈夫…だよ」
晴仁「なら一緒に食べるか?」
○○「いいの…?」
何となくで誘ったけど…俺達
初対面だよね?!
なーにしてんの俺!
○○「あの…初めましてだよね?」
晴仁「うん」
○○「僕の名前は_」
渚「1年3組竜ヶ崎渚」
晴仁「俺の名前は1年1組橘晴仁」
渚「晴仁君って呼んでも良い?」
晴仁(以外にこいつ喋るなぁ)
晴仁「俺も渚って呼んで良いか?」
渚「うん!(ニコ)」
ドキッ
まじかよ…信じたくねぇな。
綺麗な紫のちょっと長めの髪…黄色の綺麗な目…あぁ…そうか信じたくないけど…なるほどなぁ…w
渚「あの…」
晴仁「なっ、なんだ?」
渚「晴仁君は何で1人なの?」
晴仁「お前…それド直球に聞くか?」
渚「あっ、!ごめんつい気になって…」
晴仁「まぁ…良いけどよ」
晴仁「皆青春真っ盛りで置いてかれたの!」
渚「そっかぁ…高校生だもんね~」
晴仁「渚は恋愛とかしねぇの?」
渚「僕は…あんまりする気になれないかなぁ…」
晴仁「何で?」
渚「晴仁君もド直球じゃん!w」
晴仁「あっごめん(やっべ…)」
渚「もっと仲良くなったら教えてあげる!」
晴仁「ならもっと仲良くならねぇとな!(ニコ)」
渚「ドキッ…(えっ…あッ)」
僕は男が恋愛対象で今まで上手く行ったことは一度も無かった…
中学2年の時好きな人に告白した。
勿論相手は男の子。
「気持ち悪い…」
呆気なく僕の恋は貶されて終わった…
それから恋愛何てする気にもなれないし、好きな人が出来ることもほとんど無かった…
でもそれが今この瞬間変わった…
また恋しちゃった…
黒い髪に青い綺麗な目…真っ直ぐ見つめてクシャって笑う顔が凄く綺麗だった…
晴仁「ぼーっとしてるけどそんな嫌か?」
渚「あっ…違くて!嬉しかった…だけ…//」
晴仁「何だそれw」
(嬉しいのは俺も一緒だけどな)
もしこれが恋と言うならば
綺麗な 君/お前 が悪いよね…
晴仁「____?w」
渚「____!//」
晴仁/渚(恋の奇跡には抗えない)