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その後、ホープとキーナさんは医療室へ
侵入者は、無事捕らえた
グルッペン
「母さん…」
母さん
「あら…グルッペン…どうしたの?」
グルッペン
「実は…」
ホープの、見た目が少し変わっていたのと
なにかおかしかったことについて話す
母さん
「…それは本当?」
グルッペン
「え…はい…この目で見ました…」
母さんは顔色を変えて聞いてきた
母さん
「あの子は…おそらく、まだ半覚醒ね…」
母さん
「ホープはたしか、医療室よね?」
グルッペン
「あぁ…今でも寝てるよ…」
母さん
「…なら、2日ぐらいは起きなさそうね…」
グルッペン
「は?!どうして…?!」
母さん
「…おそらくだけど、あの子はね…」
母さん
「女神族の血が流れているのよ」
グルッペン
「女神族…って、あの…?」
母さん
「えぇ…まだ…確定したわけじゃないけどね…」
母さん
「昔、本で読んだことがあるわ…」
母さん
「たとえ、親が女神族じゃなくても」
母さん
「選ばれしものには、」
母さん
「女神族の血が、流れている…と」
母さん
「でも、あれは半覚醒…」
母さん
「まだ良かったほうだわ…」
グルッペン
「どういう…ことだゾ…?」
母さん
「女神族の血が少し流れてるホープ…」
母さん
「だからだったのね…」
母さん
「完全覚醒したら…」
母さん
「壮大な力を持つことになるわ…」
母さん
「それを狙ってくるやつも、少なくはない」
母さん
「そして、完全覚醒してる最中に…」
母さん
「もし、ホープの心を…」
母さん
「狂わせたりしたら…」
母さん
「もう…誰だかわからなくなる…」
母さん
「むやみに、自分が正しいと思うことをするだけになる…」
母さん
「だから…まだ良かったほうだわ…」
母さん
「でも、女神族はあまり心が狂うことはない」
母さん
「だから、きっとホープは大丈夫よ」
グルッペン
「本当…?」
母さん
「えぇ…(ニコッ」
グルッペン
「よかった…」
グルッペン
「一番すぐそこにいたのに…」
グルッペン
「ホープに何も出来てやれなかったし…」
グルッペン
「…兄失格かなぁ…w」
母さん
「…何言ってるの」
母さん
「それに、ホープはそんな事気にしないわ」
母さん
「キーナさんを助けようとしてて周りが見えないのよ」
母さん
「あの子は、そういう子だわ」
母さん
「誰かを助けようとすると…」
母さん
「他が見えてない…」
母さん
「ほら!シャキッとしなさい!」
グルッペン
「!…はい…!」
母さん
「さて…寝ようかな…」
グルッペン
「おやすみだゾ!」
母さん
「えぇwおやすみ」