テラーノベル
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#一次創作
瀬名 紫陽花
25,711
95
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episode1_情が詰まった海底住船
此処、深海住船には約70000もの人が住んでおり、0歳から100歳まで、年齢が無い人間も集まっている
タッタッタッタ
_一定のリズムで時々息が漏れる音も聞こえながら、私の親友『フェリクス』が走ってきた
「おーい!ミーシャ〜!あっちでマジックショーやってるよ!」
親友のフェリクス。背中についた大きな羽を揺らし、軽やかな声で誘ってくる
「はーい、いく」
気だるげな返事ながらも胸を膨らませていた
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夢中になっていた。あたりはもう部屋に帰り、賑やかな声も段々小さくなってきた
「もう22時!?時間って経つの早いね〜、」
フェリクスの驚いたような声が響く
「まぁ、楽しかったからいいんじゃない」
「_そうだね」
フェリクスが微笑みながら返した
部屋に帰ってる途中大荷物を両手に持ったシエルが1人で歩いてるのを見かけた
「お、シエルそんなに大きな荷物どうしたの、?」
「いや〜、叔母さんがさ浸底区に引っ越すらしくて朝からずっとその手伝い」
確かにシエルの足取りはとても重く、腕に力が入ってない。
いつもなら大股で元気なシエルが嘘みたいだ
「良かったら荷物持つよ。遠いでしょ?」
荷物を受け取った後にシエルはすぐしゃがんで
「ありがと…」
と礼にした
随分重くこれを1人でずっと運んでいたと考えると関心と心配が同時にきた
「重いっしょ」
半笑いで自慢げに言う
部屋に戻れたのはシエルと2人で荷物を全て運んだ後だった
ベッドに座ると同時に深いため息が出た
「疲れた、、、、今日は早めに寝よう」
風呂に入った後枕に顔を埋めて、ものの数分で眠りについた。
*episode1,*情が詰まった海底住船_終わり
コメント
1件
第2話、読みました!海底住船の中での温かい日常が伝わってくるエピソードでしたね。親友のフェリクスが元気にマジックショーへ誘う軽やかさと、ミーシャの「はーい、いく」という少し気だるげな返しの温度差が、仲の良さを感じさせて好きです。それに、シエルの大きな荷物を自然に手伝う場面、重さを分かち合うやさしさが海底の閉じた世界に情を感じさせて…素敵な関係性だなと思いました🌷