友人の殺意

バタバタ、

ぶおおお…

眼鏡かけてた。紳士、

階段上がるとき、引きずった。

めぐみ…

優さん～

三山さん優さんですよね？

はい。

お久しぶりです木戸さん笑っ

まだ脚？…

たまに癖になったかな。

気を確かに聞いてください。三山恵海さんが…

殺されました。

めぐみが？…

テレビ見てないのですか？…

ほとんど見ない。

立派な豪邸に住んでる…

警察に戻って来た警部、三山さん、

実は私を毛嫌いされた。

妹と離れろって家を出された。

親御さんですか？、

叔父がいた。

母の兄だ。

突然両親が亡くなりますか？…

はあ？…親父達が亡くなった？…まさかだろ！。元気にしてた。つきあってた木下の息子。くそつくのか真面目なのか。

連れ出されてた。

俺の顔を観て、

友達が笑って

あれがお兄ちゃん？…

知らん顔された妹に

知らないよ。

とりつかれた顔をして観てた。

タイムカプセル植えろって。

最後だった…

顔を見せて欲しいって三山さんが言われた…

信者をしてた親がいた事を話してくれた。

安霊室、

こちらです。

三日前に生きてました、

検死医員が

謎めいて歯から違う人の血液、爪が剥がされてました。

棺の蓋を開けた、

違和感ん全部開けた、三山さん、

なんだ？身体がバラバじゃないですか！～💦

皆。白い柔らかな絹で巻かれた。

後は知り合いはいませんか？明日くさやきしたい。

顔を観て、恵海…恵海だ！

誰ですか？…

前にも襲われて流産されましたが今回は

ご主人の子がお腹に入ってました。

…うそ…旦那に会わせろ！何だって嫁の世話も出来なかったのか！～💦

木崎宏樹会わせろ！神田。

はい！

---

パタパタ

木崎宏樹が倒れました。

病院に駆けつけた。

寝てなかった。

父親もまた痴呆症に戻り母も寝込んだ。手がつけられなくなった…

起きなくてもいい。

そちら様は？…

恵海さんの実の兄だ。

…

起き上がり、

お兄さんですか？…

あなたが木崎宏樹か？…

美山優。

美山優？…

画家の？…

知ってたのか！。三崎さん？、

なんで妹を観てくれなかった！お前！…

首元を掴んだ。

あの娘は俺の妹だ！。

妹の世話もしないで絵ばかり書いて、

歳離れてた。

信者の木下の息子とつきあってた。

振り向いても甘えて来なかった。

すみませんでした…！まさかこんな事になるとは…

子供どうした？…

小児科に移されました。

順調に育ってます…

どうするんだ！…あなたが育てるのか。恵海の子供。俺が育てるって

美山さんが申し出た。

もう一度。木下を…

動きを追跡しろって。

神田。本田？…

了解しました…