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しろニキ 第2弾

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しろニキ 第2弾

1 - 気付いた時にはもう遅い。

♥

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2025年01月19日

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初投稿の作品見てくれた人いるっぽくてとても嬉しい。

ということで調子に乗ってまたなんか小説書いていこうかなと。

まぁ特に考えてる訳では無いけど…

今回もしろニキ。

またなんも構成とか考えてない。

下手。キャラ崩壊とかある多分。

18禁では無い。ほのぼの系

とりあえずマジでなんか問題点多いかもだけど許せ〜〜

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ゔ、ッ…はぁ…疲れた〜…。」

「ん、お疲れ。ほれ、これいるやろ。」

「お、役に立つなぁボビーは。」

配信終わり。

ぐっと伸びをして配信で力の入っていた部位をほぐす。幾ら配信の回数を重ねたとしても慣れない緊張感。

そんな緊張も隣に誰か居ると少し和らぐもんで、人間とは本当に…と、考えたところで一緒に配信をしてくれたボビーがマグカップに飲み物を入れてお疲れという労いの言葉と共に持ってきてくれた。

マグを手に持つ。そして1口含んだ。

あたたかい。

マグに入った飲み物も勿論なのだが、彼のこういうさり気ない優しさも俺の心に染み渡る。ちらりと視線をボビーに向けた。

「…ん、なんや?熱すぎたか?」

「んー…いや丁度いいよ。ただ…その、ボビーって優しいなぁと思ってさ、良い嫁になれるんじゃない?ボビーw。」

「お前…珍しく褒めてくれるんかと思ったらなんつうこと言うねん…。」

俺が視線をやると向こうも気付いたみたいで、マグに入った飲み物が熱かったかと心配をしてくる。

優しい。

俺だったら絶対そんな所まで気を使えない。素直に良い奴だな、と言いたかったのに小っ恥ずかしくなって変なことを言ってしまう。

またやってしまったなぁ。と自分のこの性格がまた少し嫌になった。

素直にありがとうと言えない。

素直に褒めれない。

ありがとうと言おうと思っても変な風に言ったり言う直前に別の言葉に変わってしまう。

ボビーのやれやれと言わんばかりの顔を見て、俺は少し俯いた。

「…う、わ、何、。」

「ふは、嫌やったか?お前が元気なさそうやったから…”つい”、な?」

「いや”つい”って…、や、やめろよ…。」

俯いた後頭部に少しの重しが乗っかる感覚がした。吃驚して顔を勢いよくあげると少し驚いた顔をしたボビーの手が俺の頭上にあった。

俺はその光景に少し理解が遅れ、そして数秒をかけてようやくわかった。

俺が感じた重しはボビーの手が置いてあったようだ。俺の驚いた顔と少し不満を込めた言葉に少し笑ってつい、と答えると同時にまた撫で始め、

俺はそれになんというか、むず痒さを感じた。

抵抗するように彼の手を横にやり、やめろよと一言放った。

「そうは見えんかったけど…まぁ、ニキが嫌ならやめるわ。」

少し残念そうに彼は笑ってそう言ったが無くなったら無くなったで何となく寂しさを感じた。かと言って俺からまた撫でろよ、なんて言えるはずもなくて。

また視線をやる。横顔が綺麗だ。彼の自慢でもあったか。

なんだか気になって、少し長めの前髪に触れようと手を伸ばした。

「…っ、な、どうしたんよニキ。」

「ふふ、なんでもない。ボビーもそんな顔すんだなぁ。」

視界外からの俺の手にピクリと反応して驚いた表情の後、心配を含んだような顔に変わった。

確かにこの一連の行動は俺らしくは無い。

俺らしくない不自然な行動に驚いてそれを心配しているのだろうか。そんな彼を面白いと感じる俺がいて、笑いが漏れた。

俺が笑うと少し不機嫌そうな表情に変わった。多分今(折角心配したのに…)とか思ってんだろうなと俺はボビーの顔を見て考える。

「…なぁ、キスしてええか?」

「…は?」

数分2人で並んでPCを見ていた。俺は編集でボビーは何してるのかよく分からなかったが、何か急に閃いたかのように静かにこちらを向いた。そして俺に向かって一言放った。

唐突な質問に俺はボビーを勢いよく見て理解不能の意を表した言葉を返す。彼は至って真剣なんだろう。俺をジッと真顔で見つめている。

俺の頭の中には瞬時に疑問で埋めつくされた。

「(な、なんで急に?は?どういうこと?き、きす??なんで??おれと??い、意味がわからん何が起こったんだよ今、)」

そうして頭の中の整理が追いつかず数秒時が止まっていたような感覚に陥っていた。

ボビーは少しずつ近付いてきていた。俺は頭ん中に気が取られていて全然気づかなかったが、ふと目の前を意識した瞬間ボビーの顔が目の前にあった。

「う、わ!な…ッ!」

「……、ふ、はははww。冗談やって、そんな吃驚するとは思わんかったわwふは…wアイツらにも見せてやりたかっ、た…、…ニキ?」

近くにあった彼の顔に俺はキスされると思って急いで遠のいて顔を隠すようにした。

その行動が面白かったようで吹き出すように笑う彼の声がした。俺は勢いよく顔を上げると冗談だと笑う彼の顔があった。

途端に恥ずかしくなった。顔が赤くなる感じがする。かおがあつい、俺はまた顔を隠すように手で覆った。

そんな俺に気付いてオロオロと心配する声で俺の名前を呼んだ。

「ニキ、ニキ〜…ふざけ過ぎたわ、ごめんな?…そんなに照れるとは思っとらんかったんよ、」

「う、ぅうるさい!て、照れてない!」

「首が赤くなってますよ閣下。」

「えっ」

彼は最初心配するように声をかけていたが、俺が心配の感情を向けなくてもいい状態だと分かると少し笑いをこらえるように話す。

俺は顔のあつさと心臓の早くなる音でいっぱいいっぱいでもうボビーのことなんて気にしてられなかった。

そんな俺に照れてるとからかうように言ったボビーにカチンときて声だけでも強く反論しようと照れてないと回らない口を一生懸命使ったがあっけなく撃沈、むしろ傷を負った。

急いで首元を手で隠す。そんな俺にまた少しボビーは笑った。

「ふふ…ニキがそんな焦ってんの結構珍しいわ…俺とキスすんのはそんな嫌じゃないってのも驚きやけど…。」

「な、なんでそう言えるんだよ…、」

「んー?普通イヤやったら照れて赤くなるってよりかは嫌悪で俺の事もっと嫌う行動をするはずやろ、でもそうしなかったニキは、少なくとも俺とキスするのは嫌じゃないってことよ。」

「…、」

確かに俺はボビーとキスするのは嫌ではないのかもしれない。嫌悪とか、気持ち悪い…は少ないがあるかもしれないが、いや、では…ない、?

そう考えるとまた顔に熱が集まってくる、

なんだろうかこの気持ちは、羞恥の他にもあるこの気持ちは。

キスされるかもしれないと焦って距離をとったが、どこかで俺はキスされたいと望んだ。分からない。…いや、ホントは分かってる。

今までは見ないフリをしていて分からないと思う様にしていたけれど、今回のことで俺のホントに感じていたボビーに対する感情を知ってしまった。

俺はしろせんせーが好きなんだ。

好きだったから彼の行動をよく見ていたし、優しさに甘えていたし、彼に対してちゃんと想いを伝えようとしていた。キスだって、勿論したかった。

でも俺の理性は駄目だと信号を送っていた。

男同士だなんてフィクションの世界だけだって失望もされるし、きっとボビーは俺から離れていく。この感情は墓まで持っていくべきだって。でも、この一件で俺はもうその理性という制御は効かなくなってしまった。

「…?ど、どしたんやニキ、」

「なぁ、俺が今から言うこと、黙って聞いて欲しい。終わったら俺を笑ってくれていいし、俺と縁切ってくれてもいい。でも今だけは、真剣に聞いて欲しい。」

「…わかった。」

俺はもう決心がついた。

知ってしまったからにはもう止められなかった。思い立ったが吉日、と、言うだろう?そういうことだ。

ボビーの顔を真剣に見つめて、ボビーも俺の顔を真剣に見つめた。この俺の告白が駄目だったとしても、俺はきっと後悔はしない。

俺は意を決して口を開いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

終わりです〜〜!

今回は少なめの3000字越えです。すごい結末気になる感じで切ってしまっただろうか…?まぁいいや、ご想像におまかせ的な感じで…。

今回も思い付きだけで書いてしまったので読みづらかったかもしんないけど楽しんで貰えたら幸いです!

ありがとうございました〜!

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