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じゃむじゃむあっぽー🍏
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ご本人様には関係ありません。地雷の方は見るのをお控えください。
1.甘え
「……若井」
「ん?」
「まだ帰らないで」
若井が振り返る。
「さっきも言ってなかった?」
「……言った」
「じゃあ、まだいるよ」
「……ほんと?」
「ほんと」
それを聞いた途端、元貴の表情が少しだけ緩んだ。
けれど、若井が立ち上がろうとすると、元貴の手が服の裾を掴む。
「……どこ行くの」
「水取りに行くだけ」
「……やだ」
「水だよ?」
「分かってる……」
「じゃあ離して?」
「……嫌」
若井は笑いながら、もう一度ソファに座った。
「そんなに寂しい?」
「……うん」
今度は否定しなかった。
元貴は少し迷ってから、若井の肩に頭を預ける。
「……今日だけ」
「何が?」
「こうしてるの」
「毎日でもいいけど」
「……それは恥ずかしい」
「じゃあ今日だけね」
「……ん」
しばらく黙っていると、元貴がさらに身体を寄せてくる。
「若井」
「ん?」
「もうちょっと」
「近く?」
「……うん」
若井が少し近づく。
すると元貴は満足したように、今度は腕まで絡めた。
「……あったかい」
「元貴、今日どうしたの?」
「知らない」
「めちゃくちゃ甘えてるけど」
「……言うな」
「はいはい」
「……あと」
「まだある?」
元貴は若井の服を握ったまま、小さな声で言う。
「頭、撫でて」
若井が一瞬だけ目を丸くする。
「珍しい」
「……嫌ならいい」
「嫌なわけないじゃん」
若井の手が、ゆっくり元貴の髪に触れる。
その瞬間、元貴は目を閉じた。
「……もうちょっと」
「うん」
「止めないで」
「はいはい」
「……あと、どっか行かないで」
「行かないよ」
「絶対?」
「絶対」
「……約束」
「約束」
元貴は安心したように若井の肩に頬を寄せる。
「……よかった」
「そんなに俺が必要?」
「……今は」
「今は?」
「……すごく」
若井が笑う。
「素直じゃん」
「今日だけだから」
「分かった」
「……明日も寂しかったら、また甘えていい?」
「もちろん」
「……じゃあ」
元貴は少しだけ顔を上げて、眠そうに呟いた。
「今日は、寝るまでここにいて」
「うん」
「……ほんとに?」
「何回確認するの」
「だって……」
元貴はまた若井の服をぎゅっと掴む。
「離れたら、寂しいから」
若井は何も言わず、ただそのまま隣にいた。
元貴も、もう強がらなかった。
コメント
3件
# 美月ゆめかの感想 うわああああ元貴くんかわいすぎか!!!!😭💕💕 「今日だけ」「甘えていい?」ってちょっとずつ距離縮めていくの天才すぎる… 若井も「毎日でもいいけど」って言いながらしっかり受け止めてて尊い…! 「離れたら寂しいから」って素直になれたのエモすぎて心臓持ってかれたよ…!! 2人の空気感が優しすぎてずっと読んでたい…次の話も絶対読むね⋆♡