こんにちは!
デリセルを結婚させたからには溺愛で通そうと思ってたんですが、デリ様の横暴要素がないってのも物足りなくて、ちょうどリクエストもいただいたので、喧嘩させちゃいたいと思います!でも今回は夫婦になったと言うことでセル坊に強くなってもらいます!地雷の方すみません!
とは言っても平和が好きなので仲直りは必須です!バドエン好きな方申し訳ありません!
結婚して長い月日が経った日
セル目線
セル「デリザスタ様遅いなー」
今日は誕生日以来初めて晩御飯を作った。美味しいって言ってくれたからいつかまた作ろうとは思ってたけど、だいぶ遅くなっちゃった。
ガチャ
セル「あ!デリザスタ様!おかえりなs、、」
デリ「あー、はいはいただいま」
あれ、、適当にあしらわれた
セル「お疲れですか、、?」
デリ「見て分かるっしょ」
セル「あの、お食事、、」
デリ「今日はいらね、、シャワー浴びて寝る」
セル「え?」
デリ「なに?」
セル「き、今日僕が晩御飯作ったんです。」
デリ「へー、あそ」
なんかいつもと違う、、
セル「食べてくれないんですか?」
デリ「俺っち疲れてるって言わなかった?」
セル「ぇと、一緒に食べようと2人分作ったから、、僕1人じゃ、、」
デリ「あー、捨てれば」
セル「はい?」
デリ「だって俺っち食う気分じゃねぇし、お前食えねーなら捨てるしかないっしょw」
なんでヘラヘラしながらそんなこと言えるの?
セル「今日のデリザスタ様なんか変ですよ。いつものデリザスタ様なら喜んでくれるのに、、」
デリ「仕事で疲れてる時にそんな余裕ねーよ」
セル「仕事を理由にしないでくださいよ」
デリ「は?誰のおかげでお前の仕事減ったと思ってんだよ」
セル「それは感謝してます!でもあなたの仕事が増えてそんなストレスになるくらいなら僕は今まで通りで構いません!」
デリ「お前さ、何様?俺っちの善意無駄にするんだ?飯食ってもらえなかったからって不貞腐れんなよ」
セル「そんなんじゃありませんよ」じわぁ
いつもとの態度の差にショックで涙が出てくる
デリ「はぁ、また泣き落としかよ」
セル「違います、、グスッ」
デリ「喧嘩するたび泣かれてうぜぇんだわ」
セル「毎回そんなこと思ってたんですか」
デリ「、、、」無視する
セル「デリザスタ様、、!」腕を掴む
デリ「うっせーな」バッ!
手を振り払われ、僕はテーブルの方へよろける
ガシャン!
セル「イタッ、、あ、」
テーブルに乗っていた晩御飯は全て落ちてしまいもう食べれそうにない
デリ「あーあ、これじゃもうお前も食えねーじゃん」
この期に及んでまだヘラヘラしてるデリザスタ様
セル「あんまりじゃないですか」
デリ「あ?」
セル「仕事で何があったのかは知りませんが、僕に当たるのはやめてください。それに、食べ物を粗末にしないでください」
デリ「お前があの程度でテーブルにぶつかるのがわりーだろ。つか、よえー分際で俺っちに反抗すんなよ」
セル「夫婦になった今、その言葉って必要ですか?」
確かに僕はデリザスタ様より弱い。でもお互いを支えるのが夫婦なはず。そこに差は生まれない。
セル「まだ、内心そんなこと思ってたんですね」
デリ「チッ、、もういーわ」
セル「、、、は?」
デリザスタ様ががソファに僕を押し倒す
セル「ちょ、なんですか」
両方の手をガッチリ押さえられて動けない
セル「デリザスタ様!やめてください!」
デリ「うっせーな。ちょっとは黙れよ、、」
服を脱がせようとする
セル「や、、やだ、、、」
デリ「、、、」
無視して続ける
セル「、、な」
デリ「、、、?」
セル「ふざけるなってば!!」ドンッ
デリザスタ様の腹部を思い切り蹴り、両手が解放される
デリ「いって、、、はっ」
デリザスタがキレながらセルを見ると、今までにないくらい怒ったセルが立っていた
セル「気分屋、食べ物を粗末にする上に強姦?どういう了見ですかそれ」
デリ「、、、っ」
セル「はぁ、なんか言ったらどーです」
デリ(やばいかも、、こんな怒らせたことないからどうすればいいか、、)
セル「あんた、何でも言うこと聞く僕が好きなんですか?反抗してくる僕は違うと?」
デリ「そんなわけ、、」
セル「そんなわけあるから今こうなってるんですよね」
デリ「へ、、?」
セル「さっき自分で言ってたじゃないですか。弱い分際で反抗するなって、その後も力でねじ伏せて、、」
デリ「せ、セル坊」
セル「いい加減大人になってくださいよ」
デリザスタ様に近づく
セル「僕、今のままじゃあなたに愛されてる自信なくて出ていっちゃうかもしれません」
半ば脅しだが言ってみる価値はあったようだ。デリザスタ様がすごく焦ってる
セル「2択」
デリ「え、?」
セル「離婚するか、態度で示すか。どっちにします?」
デリ「、、態度で示す。だから離婚はやだ。俺っちにはセル坊しかいないんだよ。」
セル「その言葉、、信じろと?」
デリ「この2択で一つ目選ぶ馬鹿に見える?信じろとは言わない。でも二つ目の選択肢をくれたなら試すくらいしてほしい。」
セル「離婚したくない理由は?」
デリ「そんなの、お前を愛してるからに決まってんだろ」
真っ直ぐ、僕だけを見て放された言葉
セル「、、、」グスッ
デリ「セル坊?」
やっとデリザスタ様が元に戻った安心で涙が出てきた。
デリ「ご、ごめんセル坊、、俺っちどうにかしてたよな。」
セル「やり過ぎた謝罪は軽くなるって前言いましたよね、、」グスッ
デリ「俺っちは一つ一つ想い籠ってんだよ」
セル「何ですかそれ」
デリ「本当だぜ」
ハグされる
デリ「お前に嫌われたくない。逃げられたくないし離婚したくない。」
セル「デリザスタ様?」
デリ「なんで俺っち学習しねぇんだろうな。何回も傷つけてきたくせに、、これ以上お前に苦しい思いしてほしくねぇのに」
セル「デリザスタ様は、、成長してますよ」
デリ「へ?」
セル「僕が言うんだから説得力ありますよね?前の僕ならあなたに従って怒るなんてことしてません。」
デリ「セル坊、、」
セル「ふふ、、もう怒ってないですよ」
デリザスタ様の頬を触る
デリ「ちょ、、セルさん?///」
セル「相変わらず慣れませんね」
デリ「お前こそ」
耳を触られる
セル「ん、、!?や、、」ピクッ
デリ「俺っちは、、こういう可愛い反応をさせなきゃダメなんだよな。さっきは本当にごめ、、」
セル「その話はもうおしまいです!」
デリ「、、、」
セル「強姦はだめ!それでいいです!」
デリ「うん、、」
デリザスタ様が立ち上がる
セル「デリザスタ様?」
落ちた晩御飯の前に座る
パクッ
セル「デリザスタ様!?落ちたものを、、それにお皿の破片とか入ってるかもしれませんよ!」
デリ「うめぇ、、」
セル「デリザスタ様、、」
デリ「俺っちの嫁でいてほしい。またお前の飯食いたい」
セル「、、、何なんですかもう、、当たり前じゃないですか」ポロポロ
デリ「そう言えば、、俺っちお前が喧嘩の時泣くの、、本当はうぜぇとか思ってねぇから」
セル「成り行きの言葉だってことくらい分かってますよ。あんだけ溺愛されといて今日の喧嘩で今までのあなたを疑うことはしません」グスッ
デリ「、、、うん、、そうだな、、セル坊、愛してるよ。世界一」ちゅ
それから数ヶ月間デリザスタ様は毎日「逃げるなよ」「今の大丈夫?離婚しねぇよな?」と怯えて過ごしていました。
強気なセル坊も書いてみたくて書いたけど、悲しくなって泣いちゃうセル坊がやっぱり1番ですね!また今度書きたいけど、書くならシリーズじゃなくて単編で書きます!
コメント
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やっぱ好き。。
途中で涙が大量発生してしまいまひた。゚(゚´Д`゚)゚。
ちょっと…栄養過剰摂取すぎたぁ…( ゚∀゚)・∵. グハッ!!