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鷹槻れん

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芙月みひろ
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#普通
野々さくら
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7
コメント
2件
やっぱり、どこへ行っても、見た目で判断されてしまうのよね😢お金ならたんまりあるのにね💦 この、追いかけて来た男は、菊ちゃんにとって、吉と出るか凶と出るか……?!
ほんとも風貌だけで全く…払えないと思ってるんだよね…あとは厄介な事に巻き込まれたくはない… その追いかけてきた悪い男であろう、高身長のイケメンカシミヤコート詐欺師の名刺にはなんと⁉️⁉️⁉️
――東京って怖いところだわ
私はおばあさんにホテルスタッフも、他のお客さんも構っていないことを確認して話しかけた。
お金だって、誰も見ていないことをサッと確認して出した。
それなのに、悪人というのはお金のニオイを嗅ぎつける才能があるのね。
正子叔母さんたちのように。
チラッと、怖い男を見ると、カシミヤだと思われる上品なコートを着た高身長の男が私を見ている。
その目は、新種の生き物を発見したような色だ。
――イケメン詐欺師……ドラマのようね
私は彼を無視した。
そのまま三度目の正直を目指して、ゼブラの上を駆けた。
悪い男は……私を追いかけて来た。
「追いかけられています」
私は高級ホテルのドアを内側から開けてくれたスタッフに告げてから、チェックインカウンターへ行く。
「すみません、スイートルームをお願いします」
「えっ……ご予約のお名前を頂戴できますか?」
男性スタッフは、完璧な営業スマイルを貼り付けたが、怪訝そうな目は隠せない。
「予約はありません。でも今日から一ヶ月間、利用したいんです」
「一ヶ月⁉」
「はい、とりあえず一ヶ月。もしかしたら延長……」
そこはわからないか。
「何のお話か、失礼ですが……お分かりでしょうか……?」
「わかっています。一ヶ月分、今、先にお支払いします」
ここでもう一人のスタッフも私の前に立った。
「申し訳ございませんが、既に満室で…」
「失礼します」
スタッフの声を遮ったのは、さっきの悪い男で
「彼女とラウンジカフェを使わせていただきます」
と彼はカウンターの上に名刺を置いた。