▶ 当ファイルへのアクセスには、セキュリティクリアランス4/3382以上の権限が必要です。
以下の報告書には強い認識災害を有する為、 当ファイルのアクセスを希望する職員は、閲覧する前に以下の画像を閲覧してください。画像を閲覧した瞬間に貴方の意識下のミーム耐性について複数の走査・検疫が適用されますので、暫くそのままの状態で待機してください。意識が確認され次第、ファイルを展開します。
意識が確認されました。
ファイル3382-JPを展開します……
アイテム番号: SCP-3382-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: そのミーム汚染能力の強さからSCP-3382-JP報告書はクリアランスレベル4以上を持つ職員のみに閲覧が許可されています。SCP-3382-JPはその性質上、移動は不可能です。SCP-3382-JPが発見された■■■山はフロント企業によって買収し、私有地として民間人の立ち入りを禁止してください。SCP-3382-JPは発見された場所に配置し、暗示カメラにより24時間監視してください。またミーム汚染の影響を最小限に抑えるため、「オペレーション•ウーバーセルファー」が実行されます。
説明: SCP-3382-JPは和歌山県■■山に存在する段ボール箱に酷似した物体で取っ手がついています。発見時SCP-3382-JPは祠のように配置されていました。SCP-3382-JPを破壊する、発見場所から移動する試みはいずれも失敗に終わっています。
SCP-3382-JPを開くと、内部にはおはじきや人形、紙片が散乱しています。内部を見た人(以降、対象)はSCP-3382-JPに対し同情又は慈悲の感情を懐き、対象は弁当を制作し、SCP-3382-JP内に配置しようと行動します。この認識災害は記憶処理により治療が可能です。また、毎日午後■■:■■以降にSCP-3382-JP内を確認すると、弁当は何者かに食べられているかのように中身が消失しています。その存在はいまだ確認されていません。
補遺.1 発見経緯、文書記録
20██/██/██、和歌山県■■市の精神病院に通院する80代女性が
コメント
2件
ん、まって、戦争に関する本でそういう奴があった。恐らく対象者は霊を知覚、認識できるようになり姿、もしくは声を聞き同情の気持ちが現れたのではないか。弁当だけが残ったという内容の本もある。