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「は???」
太陽が眩しい昼下がり、俺の見つめる先には愛しい男と一回り小さい女の人
「……だれ、だよ、」
あの長い金髪頭に襟足が青いのはカイザーしかいないだろう
隣に並ぶのはロング髪が目立つ女の人
今日はデートの予定だった
だが朝カイザーから
[ごめん。予定ができた。]
そう来た為、また後日という話で終わったはずだが、、
まさか浮気だなんて思いもよらなかった
「……さいっあく、、笑」
泣きそうな気持ちを抑えながら俺は反対方向へと歩き出した
「……カイザー」
あの日から数日後、埋め合わせデートの場所はカイザーの家
「ん〜?どーした世一」
スマホを見ながらそう答えるカイザー
「…別れよう」
「……………は?」
「…カイザー、もう俺の事好きじゃないんでしょ」
「…待ってくれ、なんでそうなるんだよ!!?」
「分かってるから、もういいよ」
「結局可愛い女の人が好きなんだね」
「おい世一、、!!俺の話を…」
「話も何も無いでしょ!?カイザーなんか大嫌いだ、」
つい声を上げて、そう言ってしまった
「…おいそんな言い方ないだろ!!?」
「そもそも俺は浮気なんかしていない!!!」
「早とちりも大概にしろクソ世一……」
「………っ!!もういい!!!!」
怒り顔のカイザーに背を向けて俺は涙で濡れた顔を拭った
…… ᴛᴏ ʙᴇ ᴄᴏɴᴛɪɴᴜᴇᴅ