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snowman
※学生パロ
…
俺が人間の拾五の歳、俺は1人で暮らしていた。
まぁ要するに喧嘩で追い出されたから。親とのほんの些細な喧嘩…今考えたら俺が馬鹿だった。あんなに怒らせなければよかったな……
辰哉💜『あ”ぁ”……流石にお腹減った……』
『どうすっかな……』
ふと顔を上げると俺の前には1つの森が見えてきた。まだ世は昼間なのに、ここだけは静かで虫の声も聞こえてこない。
辰哉💜『何か実でもなってないかな…』
『でも、森には入るなって言われてるし……』
『まぁいっか?』
この考えが甘かった…なんて今更思っている。でもおかげで“あの人”に会えた……
…
ザッザッザッ…… (歩
辰哉💜『薄暗いな……本当に昼だよね?』
『それに実もなってないし……』
パキッ…
辰哉💜『あっ、枝分じゃった…』 スッ…(座
『……ごめんね、ふんじゃって……』
スクッ…(立『さて、歩くか………』
?『………』
…
辰哉💜『う〜…どんどん登ってるだけで何もないな……戻るにももう体力が…』
?『……』
辰哉💜〘ん…見られてるかも〙
『……ん?変なとこに出た…洞窟……?』
『な~んか出そうだなぁ……(汗』
?『おぃ、お前……何者だ………』
辰哉💜『うぎゃぁぁ!!何!?誰?!』
?『……五月蝿い奴だな……(呆』
辰哉💜『嫌々!誰ですかっ!』
『っ!……』
〘あっやばぃ…叫んだら……ちからが……〙グラッ…
ドサッ! (倒
?『!?おい!大丈夫か?!』 サッ (抱上
『熱があるのか…?!全く…!』
…
?『…忙しい奴だな……』
辰哉💜『……んぅ…?ここ…は?』
?『無理に起きるな、熱がある……少し休め』
辰哉💜『……?』
〘視界が……ボヤケて…上手く見えない……〙
?『……安心して寝ろ…ここは怖くない…ナデナデ』
辰哉💜『…!………コクッ……』
…
辰哉💜『パチッ…(起』
『んぅ……ちょっと頭痛い……』
?『起きたか、……頭が痛いのか?』
辰哉💜『ちょっと……』
?『…寝て待ってろ、人間が食べれるものを作ってくる……』
辰哉💜『っ!……まって!』 キュッ!(袖掴
?『!おい、寝てろと言ったろ…』
辰哉💜『やだ……俺もついてく…』
?『……ハァ、お前は甘えん坊なのか……?』
辰哉💜『…ちがうし……(拗』
?『全く…(呆笑』 ヒョイッ(姫抱
『こんな“人間”は初めて見た……笑』
辰哉💜〘っ!…笑った……〙
『…ふふっ……ねぇ?名前、なに?』
?『……俺は鬼夏…鬼の一族だ』
『お前の名はなんだ?』
辰哉💜『俺は辰哉…人間だよ?笑』
鬼夏『!…そんなのはわかっている笑』
『辰哉はお茶目だな(微笑』
辰哉💜『別に?お茶目じゃないも〜ん笑』
これが俺を助けてくれた人…“鬼夏”とのお話。すんげー優しいんだよ?俺をあの日から大切に育ててくれた人。今すぐにでも会いたいな……笑