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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー帰り道ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すず「なんでこんなあたしのことを助けてくれたんですか…自分がいじめられる可能性もあるのに…」
すみれ「前、絵を描いているところが見えたんだよね!その絵素敵だったよ!まぁそれだけなんだけどね」
すず(絵が素敵なんて言われたの初めて…)
すみれ「あ、私ここが家だから!また明日!」
すず「あっ…うん!また明日ね(*‘▽’)!」
ニコッ
すみれ「うん!」
すみれ(可愛っ…)
すず「ふふっ…優し、」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー教室の朝ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(すずが教室に入ると、自分の机の上に百合の花が一輪置かれていた。)
すず「……えっ…なんで?」
(クラスの数人がクスクス笑って、ひそひそと囁き合う)
女子高生A「見た?wwあの百合の花w」
女子高生B「やっぱりそういう子なんじゃないのwww」
(わざとらしく笑っていた。)
(恥ずかしくなって、慌てて花を取ろうとするが、手が震えてとれない。)
すず「どうして…こんなの、置かれて…」
(すずの背後からすみれが花を取る。)
すみれ「ふーん、百合は“純粋”“無垢”って花言葉なんだって。からかいで置くには似合ってないよ。」
(すみれはクラスの笑っている子を真っすぐ見つめる)
すみれ「こんな綺麗な花、笑いものにするなんてすっごくもったいないよ。」
(教室が一瞬静まり、冷たい空気が流れる)
(涙がこみ上げてくる)
すず「……すみれちゃん…」
(だが、教室は一瞬静まったがすぐに笑いがすみれへと向けられる)
女子高生A「あれれー? じゃあすみれもすず側ってこと?」
女子高生D「ふーん。そーなんだ~、なるほどね(笑)」
(ニヤニヤとしている)
すみれ「……」
(机に百合をそっと置き直し、笑われても背筋を伸ばしたまま席に戻る)
(クラス全体の視線が、今度はすみれを標的にする。)
すず「すみれちゃんまで……あたしのことかばってくれたからっ……」
(百合の甘い香りが残る教室には冷たい空気の流れていた)
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