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すず「ね、ねぇ…お昼一緒に食べない?」
すみれ「あ、いいよ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーお昼の屋上ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すず「……すみれちゃん」
すみれ「どうしたの?すずちゃん」
(少し驚いた顔でお弁当の箸を止めた)
すず「……あの、えっとね……」
「……ごめんね。あたしのせいで、すみれちゃんまで……巻き込んじゃって…」
(すみれはちょっと黙ったあと、ふっと笑った)
すみれ「……謝らなくていいよ。私が勝手にやったことだから」
(強がるように明るく笑うが、その目にはほんの少しの寂しさがにじんでいたことがすずには分かった。)
すず「……でも」
(胸が締めつけられて、すこし震える)
すみれ「……大丈夫だよっ!たとえ一人になっても、私にはすずちゃんがいるんだからっ!」
(柔らかい声でそう言って、すずの目を見ていた。)
すず「どうしてこんなに優しいの……。あたしなんてすみれちゃんになんもしてないのに………」
すみれ「……すずちゃんは、何もしてないなんて思ってるの?」
すず「……えっ?」
すみれ「私ね、昨日も今日も……すずちゃんがいてくれたから、平気でいられたよ!
あの冷たい空気の教室で、隣にすずちゃんがいるってだけで……全然違うんだよっ!」
すず「……そんなふうに思ってくれてたんだっ……」
(視線が合って照れる)
すみれ「だからね。私にとっては、もう“十分すぎる”くらいのことをしてもらってるよっ!」
(照れたように笑い、百合の花を思わせる柔らかさを漂わせる)
すず「あ、ありがとっ!」
すみれ「ふふっ…すずちゃんは笑顔が似合うよっ!その笑顔でずっといてね!」
すず「うんっ!……」
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