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⚠️歌い手社長のネタバレほんのちょっと有
桃「…ふは、これやっぱウケる 」
もう今となっては第5版を迎え、新バージョンまで発売された「歌い手社長」。
そのまろからのメッセージのページには「一生よろしく」の文字。
桃「(マジでまろらしくないなぁ 笑)」
何が彼らしくないって、大胆過ぎるところだ。
いつも何に対しても慎重で疑り深いまろが、こんな大勢の目につくところでこんな事を言うなんてのは、めちゃくちゃ珍しい。
もしかしたら俺が…何かしてグループが続けられなくなるかもしれないのに。
「一生よろしく」だなんて書いてしまったらまろは何があっても一生離れられなくなってしまうじゃないか。
青「ん、お疲れないこ」
コーヒーあげる〜なんて言いながら現れたまろは、俺の手を覗き込む。
青「歌い手社長?」
桃「久しぶりに見てた、まろのプロポーズ」
青「うける」
桃「いやまじ大胆すぎこれ」
正直、最初にこれを見た時はちょっと冷やっとした。
俺たちの関係が、バレてしまうんじゃないかって、実際はそんなこと無かったけれど。
青「しゃあないやん、その頃俺ら付き合いたてやったし」
桃「あー、そうだっけ」
青「そうやって書けば、ないこ俺から離れられなくなるかなって思って書いた」
コーヒーをぐいっと飲みながら、当たり前のように言うまろ
桃「は?」
青「意外?」
桃「…ばかじゃん」
青「ほんま余裕無いよな」
そうじゃなくて
桃「…俺、がなんかしちゃうかもしれないじゃんか、それでも一緒に居なきゃいけないってリスク、考えなかったのかよ」
瞬間、まろが驚いたように目を見開く
青「…ふは、そっか、気付かんかった
ほんまに、何があっても一生居るつもりやったから」
桃「あほか、俺がなんかあったらまろまで被害受けんでしょーが」
なんて言いながらも、まろの俺のことになると大胆になる所も好きだな、 なんて思ったり
…恥ずかしいから言わないけど。
けど代わりに言ってやった
桃「…まろ」
青「ん?」
桃「一生よろしく」
少し驚いたように体を揺らした後、一拍置いて、彼の形のいい瞳がキュッと細められる。
青「こちらこそ」
次の日、歌い手社長第5版のまろのメッセージは「一生よろしく」の部分が線で消され「死んでもよろしく」に訂正されていた。
桃「何ちょっと対抗してんだこいつ」
てか幽霊になってまで一緒に居るつもりかよ
桃「やっぱ大胆すぎ」
こちら、青様の誕生日に出そうとしていた作品になりますね
うーーん大遅刻…