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ネット小説の法則

第1話 - ぷろろーぐ

160

2023年01月02日

#灰谷竜胆

#梵天メンバー

#ネット小説の法則

#竜胆愛されかも

モブㄘャԽ 🈂️

『ネット小説の法則』

ぷろろーぐ

これは中学校入学式の日の朝の出来事。

私、灰谷竜胆 12 歳は絶賛混乱中。

竜『 … … … 。』

母『竜胆何やってるの？遅刻するわよ。』

竜『お母さん … 私の制服は？？』

母『？？目の前にあるじゃないの。』

竜『冗談でしょ？！？！？』

母『何言ってんの！それがあんたの制服でしょ！？この前サイズ測りに行ったじゃない！！』

竜（こっ … これが私の制服だって … ？！？）

真っ白なジャケットに赤いリボン、丈が短くひらひらしているワンピース … … まるで漫画やネット小説から飛び出てきたような制服がわたしの？！？！？

信じられない！！！！！！コスプレじゃん！！！

母『じゃあ学校行かないの？？』

なんて言いつつ怒り気味の母に行かないなんて言える訳もなく、結局着ることになってしまった … 。

試しにほっぺ抓ってみたけど痛みはある。夢じゃないってことは私の気が狂ったのかな。なんて思いながらドアを開けた先には、陶器のような肌にお団子に結ばれた髪は一点の曇りのない薄いピンク色で思わず見蕩れてしまいそうになるほど美しく、サファイアのようにきらきらと輝く瞳をしていて、目の前にいる美少女はとても非現実的だった。

竜（うわぁ … 超かわいい！！ … って言うか誰？？？まさかご近所さん？！？！全然知らない人だけど … 。なんでうちの前に？？）

なんて考えてたら彼女が私のこと凄い見てくるから思わず見すぎちゃったと顔を逸らした。

？？『竜胆学校遅れちゃうよ

！早く行こ！！！』

と元気に声を掛け、手を握ってきた彼女は声までとても可愛らしかった。

？？『ほら！行こっ』

竜『うん、！』

＿＿じゃなくて！！！！

竜『ま、待って！！』

？？『うん、？？』

竜『ねぇ、あの … 何、？？』

？？『何って … 学校行かなくちゃ、！』